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コラム

ジョギングに期待できる効果とランニングとの違いについて

カテゴリー

ジョギングはランニングや筋トレなど、他の運動に比べて体への負荷が低く、ダイエットや健康維持に有効です。その他に、自律神経が整い免疫力が向上するなど、多くのメリットがあります。

ここからは、ジョギングに期待できる効果や正しいジョギングのやり方、継続するコツについて詳しく解説します。

ジョギングに期待できる効果

ジョギングは肥満を防止するほか、生活習慣病の予防や代謝アップ、免疫力の向上につながるなど、多くのメリットがあります。

ここからは、ジョギングに期待できる効果について詳しく解説します。

  • 生活習慣病の予防
  • 代謝アップ
  • 筋力や持久力が身につく
  • 血糖値のコントロールができる
  • 自律神経が整う
  • 免疫力の向上
  • 睡眠の質の向上
  • ストレス解消
  • 生活習慣病の予防

ジョギングで運動不足を解消し、体内環境を改善することで、生活習慣病の予防につながります。

糖尿病・高血圧症・脂質異常症は、食生活の乱れや運動不足、ストレスが主な原因となります。特に高血圧症や脂質異常症は、体重を減らすことで改善されやすい生活習慣病です。

ただし、運動を取り入れるだけではなく、食生活の見直しなど、同時に生活習慣を改善することも大切です。

代謝アップ

ジョギングすると心配機能が強化され、全身に血液が巡って血流がよくなり、代謝アップにつながります。

代謝アップは冷え症や肩こりの解消にも有効です。

筋力や持久力が身につく

筋肉はトレーニングで鍛えることができますが、使わなければ衰えていく一方です。年齢を重ねると痩せにくくなるのは、日々の活動量の減少による筋肉の衰えも原因のひとつです。

ジョギングすると脚やお腹の筋肉が長時間鍛えられるため、筋肉量を増やしたり、維持することができます。また、心配が鍛えられるため、持久力がつき、疲れにくい体を手に入れることができます。

血糖値のコントロールができる

ジョギングは血糖値のコントロールにつながります。血糖値をコントロールすることで肥満を防げるほか、糖尿病などの病気を予防します。

通常、空腹時の血糖値は70~80mg/dlですが、糖質を多く含む食事を摂取すると30分ほどで140mg/dl以上まで血糖値が急上昇することがあります。

これは血糖値スパイクと呼ばれる状態で、頻繁になると肥満になるだけではなく、動脈硬化や心筋梗塞など病気のリスクが高まります。

血糖値スパイクを防ぐためには、血糖値が上がる前にブドウ糖を消費することが大切です。

ブドウ糖を効率よく消費できるのがジョギングです。食事の15分後に、軽いジョギングを15分以上行うことで血糖値の急上昇を防げます。

自律神経が整う

ジョギングなどの軽い運動を取り入れることで自律神経が整います。逆に、筋トレなどの激しい運動は、交感神経の働きが優位になり副交感神経の働きが抑制され、自律神経の乱れにつながることも。

自律神経の乱れは疲れやめまい、肩こり、頭痛、不眠など、身体にさまざまな支障をきたします。健やかな生活を送るために、意識して自律神経を整えることが大切です。

免疫力の向上

ジョギングすると長時間筋肉が動き、血行が促進されて体温が上昇します。体温が上がると血液中の白血球の免疫細胞が活性化され、免疫力が高まります。

体温が上昇した状態を維持するには、適度な筋肉が必要になります。ジョギングで筋肉量を維持できれば、免疫力の向上につながります。

睡眠の質の向上

上質な睡眠に欠かせないのは、脳と身体のほどよい疲れです。デスクワークばかりで体を動かさなければ、脳は疲れても体が疲れていない状態になりやすく、深い眠りにつくことができません。

30分から1時間程度の軽いジョギングを習慣化することで、睡眠の質を高めることができるでしょう。

ストレス解消

ジョギングは脳の活性化にもつながります。ジョギングで血流がよくなると、脳の海馬や前頭葉と呼ばれる箇所が刺激され、脳の機能が向上します。脳の働きがよくなると頭の中が整理され、ストレス解消にもつながります。

また、ジョギングするとセロトニンと呼ばれる自律神経を整えるホルモンの分泌量が増え、気持ちをリフレッシュできます。

ジョギングと他の運動の効果の違い

ジョギングと混同されやすいランニングは同じ走る運動ですが、それぞれ効果が異なります。

ここからは、ジョギングと他の運動の効果の違いについて詳しく解説します。

ランニング

ランニングとジョギングはどちらも走ることに変わりありませんが、別の運動になります。

ジョギングは健康維持や運動不足の解消を目的とする運動です。一方、ランニングはジョギングより強度の高いトレーニングになります。

 ジョギングランニング
心拍数最大心拍数の60~70%最大心拍数の70~85%
運動強度会話しながら笑顔で走り続けられるペース息が弾む、または息切れするペース

最大心拍数の目安は以下のとおりです。

【最大心拍数=220-年齢】

この公式に当てはめると30歳の人の最大心拍数は190という計算になります。

ジョギングよりランニングの方が心拍数が高く、動きも大きくなるため運動強度が高く、体への負担も大きくなります。

健康やダイエットを目的する場合は、有酸素運動の効果を得られるジョギングを習慣化しましょう。

ウォーキング

ウォーキングとジョギングはどちらも有酸素運動です。

歩幅や腕の振りなど、体の動かし方や体型によってもエネルギーの消費量は変わりますが、それぞれの30分の消費カロリーの目安は以下のとおりです。

ウォーキングジョギング
一般的なウォーキング 30~50kcal
やや速めのウォーキング 50~75kcal
200~280kcal

ウォーキングでも脂肪を燃焼させることはできますが、より効率よくダエイットしたい場合は、カロリー消費量の多いジョギングがおすすめです。

ただし、普段運動していない人や体力のない高齢者がいきなりジョギングを始めると、負担がかかりすぎて続けられない可能性も。

体力に不安がある場合はウォーキングから始めて、体を動かすことに慣れてきたらジョギングに切り替えるとよいでしょう。

筋トレ

有酸素運動のジョギングに対して、筋トレは無酸素運動になるため運動による効果が異なります。有酸素運動は酸素を体内に取り込みながら、継続して体を動かす運動です。

一方、無酸素運動は酸素を使わず、短時間で強い力を発揮する強度の高い運動です。

ジョギングと筋トレの効果は以下のとおりです。

ジョギング筋トレ
脂肪燃焼
持久力の向上
血糖値のコントロール
自律神経を整える
免疫力の向上
睡眠の質を高める
基礎代謝の向上
成長ホルモンを分泌させる
血行促進
糖値の上昇を抑える

ジョギングと筋トレは効果の異なる運動で、両方とも取り入れるのが理想です。

ダイエットを目的とする場合、ジョギングでカロリー消費しながら、筋トレで基礎代謝をアップさせると痩せやすい体質になります。血糖値が高めの場合も、食後のジョギングで血糖値の上昇を抑え、筋トレで筋肉量を増やすことで、ブドウ糖を消費しやすくなります。

ストレッチ

ストレッチは関節や筋を伸ばすことで筋肉の柔軟性を高め、ケガの予防や疲労回復を目的とする運動です。筋肉を動かし続けるジョギングとは異なり、カロリーを消費する運動ではありません。

ストレッチには以下のような効果が期待できます。

  • 柔軟性の向上
  • 疲労回復
  • ケガの予防
  • 自律神経を整える
  • 血行促進

ダイエットのためにストレッチだけ行っても、思うような効果を得ることはできません。ストレッチは他の運動と組み合わせることで効果を発揮します。

ジョギングの前後にストレッチを取り入れると、ケガの予防や疲労回復につながるでしょう。

効果が出るジョギングのやり方・方法

ジョギングによる効果を高めるために、まずは専用のウェアやシューズを用意しましょう。また、ケガを防ぐために正しいフォームを身につけることも大切です。

ここからは、効果が出るジョギングのやり方について詳しく解説します。

  • 適切な服装で行う
  • ストレッチとクールダウンをする
  • 正しいフォームで走る
  • 心拍数を意識する
  • 適切なペースや長さになるように心がける
  • 水分補給する
  • 継続する

・適切な服装で行う

運動による効果を高めるために、適切な服装でジョギングすることが大切です。通気性や吸汗速乾性の高いウェアは、汗によるべたつきや汗冷えを軽減できます。

また、ランニング専用のシューズやタイツを履けば、膝など負担がかかりやすい部位をサポートしてくれるため、ケガの予防にもつながります。

・ストレッチとクールダウンをする

ジョギング前後のストレッチやクールダウンも重要です。

走る前のストレッチで、筋や関節を伸ばすことでケガを予防します。走った後はクールダウンし、マッサージを取り入れ、疲労を回復しましょう。

・正しいフォームで走る

誤ったフォームは疲れやすく、ケガにつながる可能性があるため、正しいフォームを身につけることが大切です。

走るときには、以下の点に注意してください。

  • 体の軸はまっすぐにする
  • 目線を下げない
  • 上半身の力を抜く
  • 重心を意識する

まずは背筋を伸ばし、体の軸が真っ直ぐになるように意識しましょう。疲れてくると目線が落ちてきます。

目線が下がると背筋が丸くなり、フォームが崩れてしまいます。正しいフォームを維持するためにも、真っ直ぐ前を見て走りましょう。

上半身は腕振りだけで特に大きな力は必要ありません。上半身に余計な力が入ると疲れやすくなるため、リラックスして走りましょう。

走り方の癖でシューズの片側だけ擦り減ったり、体の特定の箇所に痛みが出る場合は、重心のバランスが崩れていることが原因です。自分では分かりづらいため、第三者に動画を撮ってもらい、確認してみるとよいでしょう。

・心拍数を意識する

ジョギングの効果を高めるために意識したいのが心拍数です。心拍数は上がり過ぎても下がり過ぎても有酸素運動の効果を十分に得られません。

まずはウォーミングアップで心拍数を1分間に110くらいまで上げ、ジョギングでそこから徐々に挙げていきます。目安となるのは最大心拍数の60~70%です。クールダウンはウォーミングアップと同じ時間を取り、徐々に心拍数を下げ、トレーニング前の状態に戻します。

ジョギングやランニング用のウォッチがあれば、走りながら心拍数を確認できます。

・適切なペースや長さになるように心がける

ジョギングに適したペースや頻度を知ることで、ジョギングの効果を高めることができます。負荷を上げれば高い効果を得られるわけではないため注意してください。

脂肪が燃焼し始めるのは、運動開始から20分ほど経った頃です。脂肪燃焼によるダイエットを目的とする場合は、30分以上継続して走ることが大切です。

また、体に負担がかかり過ぎないように、1回の距離は8kmまでに留めてください。毎日走ると疲労が溜まってケガの原因になるため、慣れないうちは2~3日置きに走るようにしましょう。

・水分補給する

ジョギング中の水分補給も大切です。水分が足りなければ脱水症状になり、運動機能が低下してケガもしやすくなります。

走る前、走っている間、走った後に小まめに水分補給することを心がけましょう。走る前は糖分入りスポーツドリンクなどがおすすめです。

走っている間は汗で水分が失われるため、ボトルを装備できるウエストポーチなどを利用して、小まめに水分補給してください。走った後も脱水状態にならないように、しっかり水分補給しましょう。

・継続する

ジョギングで体重が減ったり、体型に変化が現れるまでに3ヶ月以上かかります。

日々のジョギングで筋肉がつき、体脂肪が減るなどの変化はあります。ただし、ダイエットを目的とする場合、即効性はないため3ヶ月以上は継続することが大切です。

血糖値のコントロールなど、健康を目的とする場合も続けなければ意味がありません。ジョギングを習慣化できるように、まずは3ヶ月継続しましょう。

ジョギングの効果を高めるポイント

ジョギングを始める前に、まずは運動に適したウェアや専用のシューズを用意しましょう。

ここからは、ジョギングの効果を高めるポイントについて紹介します。

・ウェアやシューズにこだわる

ジョギングを始めるにあたって、まずはウェアやシューズを用意しましょう。好みのデザインのウェアやシューズを購入することで、走ることに対して前向きになれるでしょう。

普段着やスニーカーでジョギングする人もいますが、走りづらくケガや転倒の原因になります。専用のウェアはUVカット機能や撥水性の高い素材で作られているものも多く、体への負担が軽減され、パフォーマンスが向上します。ランニングシューズはクッション性が高く、足への負担が軽減できます。

ウォーキングから始める

普段、運動していない人がいきなりジョギングから始めると体に大きな負担がかかる場合もあります。まずはウォーキングから始めて、体が慣れてきた頃にジョギングに移行するのがよいでしょう。

・筋肉痛があるときは無理をしない

筋肉痛がひどいときは筋肉を休ませるためにも、ジョギングを休みましょう。ただし、完全に休むと筋肉が固まってしまいます。ウォーキングすれば筋肉がほぐれ、筋肉痛の治りも早くなるでしょう。

ジョギングする際の注意点

ジョギングにスピードは必要ありません。心拍数を意識しながら、1回30分から1時間程度を目安に、3ヶ月以上継続できるように取り組みましょう。

ここからは、ジョギングする際の注意点について詳しくみていきましょう。

  • 速く走ることにこだわらない
  • 誤ったフォームはケガにつながる
  • ジョギングで筋力が低下することがある
  • 効果が出るまでに3ヶ月以上かかる

・速く走ることにこだわらない

ジョギングはランニングとは異なり、速く走る必要はありません。

脂肪燃焼によるダイエットや健康維持が目的であり、習慣化することが何よりも大切です。1回につき30分から1時間程度を目安に、心拍数を意識しながら継続することを心がけましょう。

・誤ったフォームはケガにつながる

誤ったフォームはケガにつながるリスクがあるため、正しいフォームを身につけるようにしましょう。

  • 顎が上がっている
  • 背中が丸くなっている
  • 腕を真っ直ぐ振れていない
  • 足全体で着地している

疲れてくると無意識に顎が上がってしまいます。顎が上がると反り腰になりやすく、体に負担をかけてしまいます。顎を引いて真っ直ぐ前を向いて走るように心がけましょう。

背中が丸まると胸が圧迫されて呼吸が浅くなります。また、腕を背中より後ろに振れなくなるため、腕振りによる推進力を得られず疲れやすくなります。走るときは背筋を伸ばしましょう。

足裏全体で着地すると膝や足首に負担がかかり、ケガにつながる可能性があります。フォアフットといって、つま先寄りの着地なら足へのダメージを軽減できるでしょう。

・ジョギングで筋力が低下することがある

普段から筋トレしている筋肉量が多い人は、ジョギングで筋力が低下することがあります。

筋肉量が多い人がジョギングする場合は、以下の点に注意してください。

  • 1時間以内にジョギングを終わらせる
  • 10km以上走らない
  • 走る前にエネルギーを補給する
  • 筋トレとジョギングをバランスよく取り入れる

筋肉量が多い人がジョギングすると、有酸素運動で脂肪と同時に筋肉も分解されます。

もともと筋肉量が少ない人がジョギングすると筋肉が鍛えられますが、普段から鍛えている場合は筋肉を減らさないように注意してください。

また、糖質や脂質などのエネルギーが不足している状態で走ると、筋肉を作るアミノ酸が消費され、筋肉量が減少する原因になります。

筋肉を維持するためにも、筋トレとジョギングをバランスよく取り入れ、走る前に必要なエネルギーを補給することを心がけてください。

・効果が出るまでに3ヶ月以上かかる

ジョギングには即効性がなく、効果が現れるまでに3ヶ月以上かかります。

ダイエットや健康を意識するなら、ジョギングを日々の習慣にできるように、まずは3ヶ月続けることを目標に始めましょう。

ジョギングを継続させるコツ

ジョギングを継続するためには、モチベーションを維持することが大切です。SNSを活用し、お互いを高め合えるジョギング仲間を見つけましょう。

ここからは、ジョギングを継続させるコツについて紹介します。

  • ジョギング仲間を見つける
  • 走る目的を設定する
  • ジョギングの記録をつける
  • 他の習慣に結び付けてジョギングする

・ジョギング仲間を見つける

情報交換し合えるジョギング仲間を見つけることで、走る意欲がわき継続しやすくなるでしょう。

目標や日々の成果を共有することで、パフォーマンスの向上にもつながります。X(旧Twitter)やインスタグラムなどのSNSを活用すれば、お互いを高め合える仲間とつながりやすくなります。

・走る目的を設定する

走る目的を明確にすることで、目指すゴールに向かって継続できるでしょう。

ダイエットを目的とする場合は、3ヶ月で○kg痩せるなど、具体的な目標を定めるとモチベーションアップにつながります。

・ジョギングの記録をつける

ジョギングしたら、距離やペースを記録するのもおすすめです。

ジョギングやランニング専用のアプリを使えば、距離や時間、ペース、ルート、消費カロリーなどの情報を簡単に記録できます。

専用ウォッチなら心拍数も計測できます。まずは無料アプリで記録して、3ヶ月継続できたらウォッチを購入するのもよいでしょう。

ダイエットを目的とする場合は、毎日同じ時間に体重を測って記録することでジョギングへのモチベーションを維持できます。

・他の習慣に結び付けてジョギングする

朝食後や夕食後など、毎日の決まった動作に結び付けてジョギングすることで習慣化しやすくなります。

既に習慣化されている動作の後にジョギングすると決めれば、その動作の後に走ることが自然になるでしょう。

ジョギング効果に関するよくある質問

・毎日30分ジョギングするとどんな効果がある?

毎日30分のジョギングを継続すると体脂肪がエネルギー源となり、脂肪を燃焼しやすい体質に変わります。

30分程度のジョギングなら疲労も溜まりにくく、ケガもしにくいでしょう。

・ジョギングはどれくらいで効果が出る?

ダイエットや筋力アップ、健康維持を目的にジョギングする場合、3ヶ月以上の継続が推奨されます。

体質や食生活などによっても効果の現れ方は異なりますが、長期的に継続できるように習慣化することをおすすめします。

・ジョギングは毎日した方がいい?

毎日ジョギングすると消費カロリーが多くなり、ダイエット効果は高まります。ただし、体への負担が大きくなり、ケガのリスクが高まるデメリットもあります。

疲れを溜め込まないためにも、ジョギングに不慣れなうちは2~3日おきに走るなど、意識的に休足日を設けるようにしましょう。

・1日何キロ走れば体力がつく?

ジョギング初心者の場合は、1日3kmを目安に始めてください。慣れてきて体力や持久力をアップさせたい場合は、距離にこだわらず60分継続してジョギングしましょう。

いきなり60分走り切るのではなく、徐々に時間を伸ばしていくことをおすすめします。

・毎日ジョギングしても痩せないのはなぜ?

毎日ジョギングしても痩せないのは、以下のような原因が考えられます。

  • 走るペースが速い
  • 走る期間が短い
  • 基礎代謝が低下している
  • 食べる量が増えてカロリーオーバーしている
  • 体がむくんでいる

走るペースが速い場合は、脂肪が燃焼されず体重が停滞することがあります。また、走っている安心感から、食べる量が増えてカロリーオーバーしている可能性も。

体がむくんで水分量が増えると、その分体重も増えてしまいます。

・ジョギングとランニングではどちらが痩せる?

同じ時間ジョギングとランニングした場合、消費カロリーが多いのはランニングです。

ただし、ゆっくりペースのジョギングは脂肪燃焼効果が高いことから、ジョギングの方が痩せやすいとの見解もあります。

・ジョギングの短所は?

ジョギングの短所として、無理して毎日走り続けることで脚に負担がかかり、ケガする可能性がある点が挙げられます。

また、即効性があるものではなく長期的に継続する必要があり、モチベーションの維持が大変な点も短所だといえるでしょう。

・走るとどこが痩せる?

ジョギングで痩せやすい部位は、ふくらはぎや太もも、お尻です。また、腕振りやフォームの維持で上半身も使うため、全身痩せも期待できます。

パーソナルジムとは?フィットネスジムとの違いやメリット・デメリットについて

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パーソナルジムはトレーナーがマンツーマンでトレーニングを行ってくれるため、ダイエットや筋力増強などの目的を達成しやすく通っている人が増えています。

このページでは、通常のフィットネスジムとパーソナルジムの違いやパーソナルジムのメリット・デメリットについて紹介します。

パーソナルジムに興味がある人はぜひ参考にしてください。

パーソナルジムとは

パーソナルジムは、利用者一人ひとりの目的や体力、体型に合わせて個別にトレーニングプログラムを提供する施設で、主にマンツーマンでの指導が行われます。

通常のフィットネスジムとの違いは、利用者が個別にプログラムを設定し、個人に最適化されたトレーニングや食事指導を受けられる点です。

パーソナルジムでできること

マンツーマン指導

パーソナルジムでは、専属のトレーナーがマンツーマンで指導を行ってくれます。

そして、利用者の目標や体力に合わせたトレーニングプランが提供され、トレーナーがリアルタイムでフォームや負荷の調整を行います。

通常のフィットネスジムでは、利用者自身がトレーニング内容を決めて行うのに対し、パーソナルジムではすべてのプロセスがトレーナーによって計画され、進行管理されます。

【個別のトレーニングプラン

利用者の体型や目標、生活習慣に基づいて最適な個別のトレーニングプログラムが設計されます。

例えば、体脂肪を減らしたい人には有酸素運動を多く含むプログラムが提案され、筋力を増強したい人にはウェイトトレーニング中心のプランが組まれるなど個人によってプランは変わります。

年齢や性別、体調などに合わせて柔軟にプログラムが調整されるため、無理なく続けられます。

食事管理

パーソナルジムでは、トレーニングだけでなく、食事管理も行ってくれるジムもあります。

多くのパーソナルジムでは、食事の内容や摂取量に関するアドバイスを提供し、ダイエットや筋肉量の増加をサポートしてくれます。

トレーナーが毎日の食事記録をチェックし、適切な栄養バランスやカロリー管理を指導することで、トレーニングの効果を最大化します。

プライベートな環境

パーソナルジムの多くは、他の利用者が少ないか、完全個室の環境でトレーニングを行うため、集中してトレーニングができるのが特徴です。

プライベート空間で行うことで、他の人の目を気にせず、自分のペースでトレーニングに取り組めます。

また、トレーナーが自分一人に集中して見てくれるため、より細かいサポートが受けられます。

モチベーション維持

多くの人が自分一人でトレーニングを続けることに難しさを感じて途中でジムに通うことをやめてしまい続きません。

ですが、パーソナルジムではトレーナーが定期的に進捗を確認し、モチベーションを維持するためのアドバイスを行います。

目標設定や進行状況の確認を通じて、利用者の意欲を高める仕組みが整っています。

短期間での効果

パーソナルジムのプログラムは、短期間で効果を出すことを目的として設計されていることが多いです。

特に、2〜3ヶ月の短期集中プランが人気で、集中的にトレーニングを行うことでダイエットや筋力増加の成果を得やすくなります。

週に数回のトレーニングと食事管理のサポートにより、効率よく結果を出せるため、忙しい人や短期間で体型を変えたい人にとって理想的です。

生活習慣改善のサポート

パーソナルジムでは、トレーニングや食事指導だけでなく、日常生活の中での活動や生活習慣の改善についてもアドバイスが行われることがあります。

例えば、座りすぎやストレスの影響、睡眠の質などがトレーニング効果に影響を与えるため、総合的な生活改善が指導されることが多いです。

パーソナルジムのデメリット

パーソナルジムには多くのメリットがありますが、デメリットもあります。以下でパーソナルジムの主なデメリットを挙げ、それぞれを詳しく解説します。

料金が高い

パーソナルジムの最大のデメリットは、通常のフィットネスジムに比べて料金が高額であることです。

パーソナルジムでは、マンツーマンの指導や個別のトレーニングプラン、食事管理サポートなど、きめ細やかなサービスが提供されるため、1回のセッションが数千円から1万円以上、または月額で10万円を超えることもあります。

特に長期間の通い続けるとなると、コスト面で負担を感じる人も多いです。

予約制のため自由に通えない

普通のジムは営業時間内で好きな時間に好きなだけ通えるのに対して、パーソナルジムは基本的に予約制であるため、利用したいタイミングにすぐにトレーニングできないことがあります。

トレーナーとマンツーマンで行うため、事前にスケジュールを調整する必要があります。特に人気のあるトレーナーは予約が埋まりやすく、希望する時間にトレーニングできないこともあります。

また、急なスケジュール変更に対応できない場合もあるため、柔軟性に欠けると言えるでしょう。

【トレーナーとの相性の問題】

パーソナルジムではトレーナーとのマンツーマン指導が中心になるため、トレーナーとの相性が重要です。相性が合わないと、トレーニングの効果やモチベーションに影響を与えることがあります。

トレーナーの指導スタイルやコミュニケーションの取り方が利用者に合わない場合、トレーニングが楽しくなくなり、続けにくくなることがあります。

また、トレーナーの経験や知識が不足している場合、期待する成果が得られないリスクもあります。

通う頻度に制約がある

パーソナルジムでは通常、週に1〜2回のトレーニングが基本となるため、それ以上の頻度でトレーニングを行いたい場合には追加の料金が発生することがあります。

フィットネスジムでは自由に好きな時に通えるのに対し、パーソナルジムは決められた頻度や予約に基づいてトレーニングを行います。

そのため、頻繁にトレーニングを行いたい人にとっては、自由度が低いと感じることがあるかもしれません。

自宅や職場から遠い場合、通いにくい

パーソナルジムの数は通常のフィットネスジムに比べて数が少なく、特に地方では限られた場所にしかないことがあります。そのため、自宅や職場から遠い場合、通いにくいというデメリットがあります。

通うのに時間がかかると、通い続けることが負担になり、結果としてモチベーションが下がることもあります。

また、時間や交通費のコストもかかるため、トレーニングを続けるためのハードルが高くなる可能性があります。

トレーナーに依存しやすい

マンツーマンでのサポートが充実している反面、トレーナーに依存しやすく、自分でトレーニングを計画したり、続けることが難しくなることがあります。

パーソナルジムでは、トレーナーがすべてのプログラムや管理を行ってくれるため、自分でトレーニングの計画や食事管理を行う習慣が身に付きにくくなることがあります。

プログラム終了後に、自己管理が難しくなり、トレーニングを続けられないというケースもあります。

継続性が必要

パーソナルジムで効果を出すには、継続的に通う必要があり、一時的な努力だけでは大きな成果が期待できないことがあります。

短期間で効果が出ることもありますが、ダイエットや筋力アップなどの目標を達成するには、最低でも2〜3ヶ月、さらに成果を維持するためには長期間の継続が求められます。

金銭的負担も重なり、途中で挫折する人もいます。

トレーナーの質にばらつきがある

パーソナルジムのトレーナーの質には差があり、すべてのトレーナーが同じレベルの指導力や知識を持っているわけではありません。

経験の浅いトレーナーが担当する場合や、トレーナーの資格や技術に差があることがあります。

結果として、期待通りの効果が得られない場合もあります。トレーナー選びが重要なポイントとなります。

食事管理が負担になる場合がある

パーソナルジムでは食事管理がトレーニングと同様に重要視されますが、日常生活で食事制限や管理を徹底することがストレスになることがあります。

特に、仕事や家族との生活で忙しい人にとっては、食事を細かく管理したり、外食や付き合いの際に食事制限を守ることが難しく感じられることがあります。

このような食事管理が負担になると、トレーニング自体のモチベーションにも影響を与えることがあります。

他の利用者との交流が少ない

パーソナルジムはマンツーマンでの指導が中心であるため、通常のフィットネスジムのように他の利用者との交流が少なく、社交的な側面が欠けることがあります。

一部の人は、グループでのトレーニングや他の利用者と切磋琢磨しながら行うことを楽しんでいますが、パーソナルジムでは基本的に一対一のトレーニングが中心です。

そのため、社交的な側面を求める人には物足りないと感じるかもしれません。

一時的な結果に留まる可能性がある

パーソナルジムの短期集中プログラムで得た結果が、終了後に維持できない場合があります。

短期間で体重が減少したり筋肉が増えたとしても、その後の自己管理が難しく、元の体型に戻ってしまうリスクがあります。

パーソナルジムでの成功を長期的に維持するためには、卒業後も継続してトレーニングや食事管理を行う必要があります。

パーソナルジムに頼りすぎるリスク

パーソナルジムに依存しすぎると、自己管理能力が低下し、ジムをやめた後に自力でトレーニングを続けられないことがあります。

パーソナルジムではトレーナーが全面的にサポートしてくれるため、自分でトレーニングを計画したり、モチベーションを維持する方法を学べない場合があります。

卒業後に一人で継続するための自己管理能力を高めることも重要です。

パーソナルジムを選ぶ際の注意点

パーソナルジム選びで失敗しないために、以下でパーソナルジムを選ぶ際の注意点について紹介します。

1.トレーナーの質や資格を確認する

トレーナーの質によってパーソナルジムでの成果に大きく変わります。

経験豊富で知識が豊富なトレーナーがいるかどうかを確認するようにしましょう。

また、トレーナーが保有する資格や経歴、過去の利用者の成功事例を確認しましょう。また、トレーナーのコミュニケーション能力や指導スタイルも重要です。

2.料金体系が自分の予算に合っているか確認する

デメリットで挙げたように、パーソナルジムの料金は高額になることが多いため、長期的に通える金額かどうか、料金体系が予算に合っているかを確認する必要があります。

通常の月額プランや追加のオプションの料金も確認しておきましょう。

また、ジムによっては入会キャンペーンや割引があることもあります。初期費用や入会金、キャンセルポリシーも事前に確認し、予想外の出費がないようにしましょう。

3.ジムの立地とアクセスを確認する

パーソナルジムは継続して通う必要があるため通いやすさもジムを選ぶ上で重要です。

自宅や職場から無理なく通える場所にあるかどうかを確認しましょう。

駅から近い、駐車場がある、仕事帰りに立ち寄りやすいなど、生活の一部として通いやすい立地にあるかどうかがポイントです。

ジムが遠すぎたりアクセスが悪いと、通うのが面倒になり、途中で続けられなくなるケースもよくあるため注意が必要です。

4.トレーニングプログラムの内容が目標に合っているか

検討しているパーソナルジムが自分の目標(ダイエット、筋力アップ、体力増強、姿勢改善など)に合ったトレーニングが提供されているかどうか確認しましょう。

例えば、短期間で痩せたいのか、ゆっくりと体型を変えたいのかによって、プログラムの内容が異なります。

筋トレや有酸素運動、ヨガやピラティスなど、取り組みたい運動が含まれているかを事前に確認し、体験セッションでプログラム内容を具体的に体感することが大切です。

5.ジムの評判や口コミをチェックする

実際にそのジムに通ったことがある人の口コミや評判を確認することで、あらかじめサービスの質やトレーニングの内容がわかります。

インターネット上の口コミサイトや、SNS、ジムの公式ウェブサイトに掲載されている利用者の声を参考にしましょう。

6.トレーナーとの相性が合うか

ついてくれるトレーナーとの相性は、トレーニングの成功に大きく影響します。自分と相性の良いトレーナーを選ぶことが重要です。

体験入会を通じて、トレーナーの指導スタイルやコミュニケーションの取り方を確認しましょう。

トレーナーは信頼できるか、モチベーションを高めてくれるか、自分の体調や目標に柔軟に対応してくれるかなどをチェックすることが大切です。

7.体験がある場合は体験入会を利用する

ほとんどのパーソナルジムでは、体験入会などでお試しでトレーニングを体験してから決めることができます。

体験では、トレーニングの内容、トレーナーとの相性、ジムの雰囲気、施設の設備などを確認することができます。この機会を利用して、実際に自分に合うかどうかを判断しましょう。

パーソナルジムがおすすめの人

パーソナルジムは以下のような人におすすめです。

ダイエットを目指す人

ダイエットや体脂肪を減らしたい人には、パーソナルジムが効果的です。適切なトレーニングと食事管理を並行して行うことで、無理なく健康的に体重を減らすことができます。

筋肉を増やしたい人

筋肉量を増やして体を引き締めたい人には、個別に設計されたウェイトトレーニングプログラムが提供されます。

特に、筋肉を効率的に増やすためのフォームや負荷調整が行われるため、一人で行うよりも効果的です。

運動初心者

トレーニング経験が少ない初心者でも安心して利用できるのが、パーソナルジムの強みです。正しいトレーニングフォームを学びながら、無理のない範囲でトレーニングを始められるため、ケガのリスクを最小限に抑えられます。

忙しいビジネスパーソン

忙しいビジネスパーソンにとって、短期間で効果を出しやすいパーソナルジムは非常に魅力的です。

限られた時間の中で効率的にトレーニングが行え、専属トレーナーがスケジュールに合わせて柔軟に対応してくれる点もメリットです。

パーソナルジムに関するよくあるQ&A

Q.パーソナルジムの料金はどれくらいですか?

A.パーソナルジムの料金は、ジムの立地やサービス、トレーナーの経験などによって異なります。一般的には1回のトレーニングセッションが7,000円〜15,000円程度、月額制の場合は10万円前後のプランが多いです。

ライザップなどの短期集中型のプログラム(2〜3ヶ月)の場合は20万円〜30万円以上になることもあります。

初回体験やキャンペーンを利用すると割安で始められることもありますので、事前に確認するのがおすすめです。

Q.パーソナルジムは初心者でも利用できますか?

パーソナルジムは初心者でも利用しやすいです。

トレーナーが一人ひとりの体力や運動経験を考慮し、無理のないトレーニングプランを設計してくれます。

初めてトレーニングを行う人でも、正しいフォームや動作をしっかりと教えてもらえるため、ケガのリスクを減らしながら着実に成果を出すことができます。

また、食事管理やライフスタイルに関するサポートも受けられるため、運動習慣がない人でも無理なく続けやすいです。

Q.パーソナルジムと通常のフィットネスジムの違いは何ですか?

パーソナルジムと通常のフィットネスジムの大きな違いは、トレーナーのサポートの有無です。パーソナルジムでは、トレーナーがマンツーマンで指導を行い、個々の目標や体力に合わせたプログラムを提供します。

これに対し、通常のフィットネスジムでは、基本的に自由に器具を使って自分でトレーニングを行います。そのため、正しいフォームやトレーニング内容の知識がない場合、効果が出にくいこともあります。

パーソナルジムでは、トレーニングの効率を最大限に高めることが期待できます。

Q.パーソナルジムは効果が出るまでどれくらいかかりますか?

効果の現れ方は個々の目標や現在の体型、生活習慣によって異なりますが、一般的には2〜3ヶ月で目に見える成果を感じる人が多いです。

特に、短期集中型のジムでは、この期間でダイエットや筋力アップなどの効果が期待されます。

もちろん、定期的なトレーニングと食事管理の継続が重要です。体型の大幅な変化を求める場合は、半年から1年程度の継続が推奨されることもあります。

Q.パーソナルジムは週に何回通えばいいですか?

トレーニングの頻度は目標や体力によりますが、一般的には週に1〜2回通う必要があります。

週1回のトレーニングでも、集中的な内容や食事管理を並行して行うことで効果を得ることができます。

もし短期間で結果を求める場合や筋力を早くつけたい場合は、週に2〜3回通うこともできます。

無理のない範囲で継続できる頻度を設定し、トレーナーと相談しながら進めていくのがベストです。

Q.女性向けのパーソナルジムはありますか?

はい、女性専用や女性向けのパーソナルジムは多数存在します。

これらのジムは、女性の体型や目標に特化したプログラムが提供され、女性が安心してトレーニングを行える環境が整えられています。

女性専用のパーソナルジムでは、筋力トレーニングだけでなく、ダイエットや体の引き締め、姿勢改善など、女性特有のニーズに対応したトレーニングも可能です。

また、完全個室やプライバシーが保たれる環境も用意されていることが多いです。

Q.パーソナルジムはダイエットに効果がありますか

パーソナルジムはダイエットに非常に効果的です。個別にカスタマイズされたトレーニングプランや、食事管理のサポートがあるため、効率よく脂肪を減らし、健康的に体重を減らすことができます。

また、トレーナーが体重を定期的にチェックし、ダイエットのモチベーションを維持するためのアドバイスを行ってくれるため、途中で挫折しにくく、結果を出しやすいというメリットもあります。

Q.パーソナルジムに行く際の服装や持ち物は何ですか?

パーソナルジムに行く際には、動きやすい服装(トレーニングウェア)、室内用の運動靴、タオル、飲料水を持参しましょう。

ジムによってはトレーニングウェアやタオルをレンタルできる場合もあります。

また、食事管理を行う場合は、トレーニング後にタンパク質補給のためのプロテインや軽食を持参することもあります。

Q.パーソナルジムはリバウンドしにくいですか?

パーソナルジムでは、食事管理とトレーニングが一体となって行われるため、リバウンドを防ぎやすい環境が整っています。

リバウンドは、急激な体重減少や無理な食事制限が原因で起こることが多いですが、パーソナルジムでは、徐々に体脂肪を減らし、筋肉を維持することに重点を置いています。

また、トレーニング後も自分で運動を続ける習慣を身につけることで、リバウンドのリスクを軽減できます。