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コラム

【保存用】2025年版引っ越しやることリスト(一人暮らし、エクセル対応)

カテゴリー

引っ越しは多くの手続きが必要で大変ですよね。新居探しから引っ越し業者の選定、役所やライフラインの手続きなど、スムーズに進めるためには計画的な準備が不可欠です。

この記事では、引っ越しをスムーズに進めるための「やることリスト」を、時期ごとに分けて分かりやすく解説します。

  • すぐに(できるだけ早く)やること
  • 1ヶ月前までにやること
  • 1週間前までにやること
  • 前日までにやること
  • 当日にやること
  • 引っ越し後にやること

引っ越しは、初めての方にとっては何から手をつければ良いか分からず、とても大変な作業ですよね。特に、引っ越し業者選びは、引っ越し費用を大きく左右する重要なポイントです。複数の業者から見積もりを取ることで、料金だけでなく、サービス内容や評判も比較検討することができます。

場合によっては、引っ越し費用が最大で50%も安くなることがあるので、お得に引っ越ししたい人は、必ず見積もり比較をしておきましょう。

引越しやることチェックリスト

    引っ越しは初めての方にとっては特に、何から手をつければ良いか分からず、とても大変な作業ですよね。そこで、引っ越しでやるべきことをまとめたリストをご用意しました。このリストがあれば、抜け漏れなくスムーズに引っ越し準備を進めることができます。

→やることリストPDF版はこちら
→やることリストエクセル版はこちら

 
 

すぐに(できるだけ早く)やること

1賃貸物件の解約手続き退去日の1~2ヶ月前までに連絡が必要なケースが多い
2引越し見積もり依頼(★最重要)日程が確定していなくてもOK、早めに探す方が安い
3引越し業者を決める引越し業者は複数社から見積もりを取って決める
4引越し日を決める引越し料金を安くするために早めに日程調整を
5旧居駐車場の解約解約は1ヵ月前までに申し出るのが一般的
6新居の駐車場の契約新居の場所によっては駐車場が見つからない場合もある
7インターネットなどの住所変更インターネットの移転は時間がかかることがある
8固定電話の移転手続き固定電話・携帯電話の住所変更を忘れずに
9不用品・粗大ゴミの処分粗大ゴミの処分は予約が必要
10引越しスケジュールの決定何をいつまでにやるかなど細かく決めて引越しをスムーズに
11電気・ガス・インターネットの見直し新居の間取りやライフスタイルによってお得になる場合も

1. 賃貸物件の解約・退去の連絡:早めの連絡で二重家賃を防ぎましょう

  • 解約申出書の提出
    • 賃貸物件の場合、一般的に引越しの1ヶ月以上前に解約申出書を提出する必要があります。
    • 引越しが決まったら、すぐに旧居の管理会社や大家さんに連絡して解約の申し出をしましょう。
  • 契約内容の確認
    • 解約期限は賃貸借契約の内容によって異なるため、必ず契約書を確認してください。
    • 退去の連絡が遅れると、二重家賃が発生する可能性があります。
  • 残りの家賃の清算
    • 解約の連絡をする際に、残りの家賃の清算方法なども確認しておきましょう。

2. 引越し見積もり依頼(★最重要):複数社から見積もりを取りましょう

  • 見積もりの重要性
    • 引越し費用を少しでも抑え、自分に合った引越し業者を選ぶためには、複数社からの見積もりを取って料金やサービス内容を比較することが大切です。
  • 見積もり方法
    • 「引越し侍」などの一括見積サイトを利用して、引越しの1ヶ月前までには5社~8社程度から見積もりを取りましょう。
    • 家族や荷物が多い場合は、そこから数社に無料でできる訪問見積もりを依頼し、より詳しい見積もりを出してもらいましょう。
  • 繁忙期の注意点
    • 引越しの繁忙期である3月・4月は、希望の引越し日に予約が取れない場合や、引越し料金が高額になる場合があるため注意が必要です。
※安く引っ越すためのコツは「引っ越し料金のだいたいの目安は?相場表と見積もりを安くするコツまとめ」でまとめているので参考にしてください。

3. 引越し業者を決める:信頼できる業者を選びましょう

  • 業者選びのポイント
    • 引越し業者は、全国展開の大手から地域密着型・個人会社まで規模は様々です。
    • それぞれの特徴やサービス内容をリサーチし、複数社から見積もりを取って信頼・安心できる引越し業者を選びましょう。
    • 大手企業だから安心・信頼できるというわけではありません。規模に関係なく、自分に合った引越し業者を選ぶことが大切です。

4. 引越し日を決める:早めに日程を決めましょう

  • 日程調整
    • 引越しが決まったら、引越し日を決めましょう。
    • 引越しのスケジュールを決めるためにも、大体の日にちは1ヶ月前には決めておくようにしましょう。
  • 見積もり時の相談
    • 引越しの見積もりの際に、大まかでも引越し日が決まっていれば、混み合っていない日に安く引越しができることがあります。
    • 引越し日に余裕がある場合は、引越し業者に相談してみるのも良いでしょう。

5. 旧居駐車場の解約:解約期限を確認しましょう

  • 解約連絡
    • 駐車場を利用している場合は、解約期限を確認し早めに解約の連絡をしましょう。
    • 引越しの1ヶ月前までに連絡をしないと、翌月分の支払いもしなければならない場合があります。

6. 新居の駐車場の契約:早めの契約で安心しましょう

  • 契約準備
    • 引越し先で使用する駐車場の契約は早めにしておきましょう。
    • 住宅地や駅周辺などは、空いている駐車場を見つけるのが難しい場合や、順番待ちになっている可能性があります。

7. インターネットの住所変更・解約・契約:手続き方法を確認しましょう

  • 対応状況の確認
    • 引越しの際にインターネットの住所変更・契約をする場合は、引越し先の住居に対応しているインターネットを調べる必要があります。
    • 新居で利用できるインターネットの種類によっては、手続きが異なるため必ず確認しておきましょう。
  • 回線変更の手続き
    • 旧居と新居のネット回線が同じ場合は住所変更をすれば良いですが、異なる場合は旧居のインターネットの解約手続きをしてから、新居のインターネットを新たに契約する必要があります。

8. 固定電話の移転手続き:工事の有無を確認しましょう

  • 工事の確認
    • 固定電話の移転・引越しは、開通工事を行う場合があります。
    • 工事が必要な場合は予約が必要なので、早めに通信会社に連絡をしましょう。
  • 電話番号の変更
    • 同一市区町村での引越しの場合は、一般的に今までの電話番号を継続して利用できます。
    • 他の市区町村への引越しの場合は電話番号が変わるため、新しい電話番号を挨拶状に記載しておくと良いでしょう。

9. 不用品・粗大ゴミの処分:計画的に処分しましょう

  • 処分方法の検討
    • 不用品の処分は、捨てるだけでなく売る・譲るなどいくつかの方法があります。
    • 引越し業者でも不用品の回収を行っている業者もあるので、引越しと同時に依頼することも可能です。
  • 粗大ゴミの処分
    • 家具や家電などの大きい処分品は、捨てるのにお金がかかるため、フリマアプリや知人に譲る・寄付するなどを検討しても良いかもしれません。
    • 粗大ゴミの回収は予約が必要となるほか、一度に回収できる数量が決まっている場合もあるため、早めに申し込んでおきましょう。
    • 繁忙期の3月・4月は粗大ゴミの予約が埋まってしまう可能性があります。
  • 処分費用の確認
    • 処分できなかった場合は新居に運ぶしかないので、その分の引越し料金がかかってしまうこともあります。

10. 引越しスケジュールの決定:計画的に準備しましょう

  • スケジュール作成
    • 引越しが決まったら、全体のスケジュールを組んでおきましょう。
    • スケジュールは具体的に「何をいつまでにやるか」など、カレンダーなどを使って書いていきます。
  • 荷造りの準備
    • 普段使わないものから荷造りを早めに済ませておきましょう。新居で使う家具や家電、新調する家具・家電を選んで配送してもらうなど、引越し後のことも考えながらスケジュールを組むとスムーズです。

11. 電気・ガス・インターネットの見直し:引越しを機に見直しましょう

  • 契約の見直し
    • 電力の自由化や都市ガスの自由化により、使用する電力・ガス会社の選択肢が増えました。
    • 新居の場所や間取り、今後のライフスタイルによっては、今よりもお得に利用できる契約会社や料金プランがあるかもしれないので、引越しを機に、一度検討しなおしてみるのも良いでしょう。

1ヶ月前までにやること

1すぐに使わないものの荷造り本や食器などは重たくなるので小さいダンボールに梱包する
2新居で必要なものの準備家具や家電などは大きさを測っておく
3新居のレイアウト検討家具の配置など、できるだけ細かくイメージしておく
4梱包資材の準備引越し業者から無料でもらえる枚数を確認しておく
5子どもの転校・転園手続き転校の手続きはやることが多いので余裕をもって動く
6勤務先に住所変更の届出保険や通勤手当の手続きもあるので早めに伝えておく
7原付自動車の廃車手続き他の市区町村への引越しは提出が必要
8運転免許所の住所変更同じ都道府県・他の都道府県・更新期間内などで異なる
9印鑑登録の廃止他の市区町村への引越しは提出が必要
10国民健康保険の資格喪失手続き国民健康保険に加入している人は手続きが必要
11福祉関連手当の消滅手続き自分が該当するものがないかチェックする
12火災保険・地震保険の住所変更処理に時間がかかることもあるため早めの連絡を
13郵便物の転送郵便物を滞りなく受け取るために早めに手続きする

1. すぐに使わないものの荷造り:早めに梱包を始めましょう

  • 季節外の衣類や靴の梱包
    • 引越しの際は、収納されている荷物はすべて段ボールに入れなければなりません。
    • すぐに使わない季節外の洋服や履く予定のない靴などは、早めに段ボールに梱包しておきましょう。
  • 衣類の梱包方法
    • ハンガーにかかっている衣類は、専用のハンガーBOXの準備がある業者もあるので、確認しておくと良いです。
    • 衣装ケースに入っているものは、そのまま運んでもらうこともできます。
  • その他の荷物の梱包
    • 本やあまり使用しない食器なども早めに段ボールに梱包しておきます。
    • 本や食器類は、大きい段ボールに入れると重たくて運べなくなることもあるので、小さい段ボールに梱包するのがおすすめです。
    • 食器などの割れ物は、隙間があると割れやすくなってしまうので、小さい段ボールに緩衝材などを詰めて梱包すると安心です。

2. 新居で必要なものの準備:新生活をスムーズにスタートするために

  • 家具や家電の準備
    • 新居で必要な家具や家電を準備していきます。
    • 旧居から持っていくものは、新居に運べるかなどサイズを確認しておくと良いです。
    • 新調する家具や家電も、レイアウトを考えて寸法を測ってから購入するようにしましょう。
  • 生活必需品の準備
    • キッチン用品や調理器具、バストイレ用品など、新居に移動してからすぐに生活ができるように必要なものをピックアップしてチェックしておくとスムーズです。

3. 新居のレイアウト検討:事前に配置を決めましょう

  • レイアウト決定の重要性
    • 引越し当日に新居の家具の配置を決める余裕はありません。
    • 引越しが終わってから移動させるのもとても大変なので、引越しの前にレイアウトは決めておくのが大切です。
  • レイアウトのポイント
    • 新居のレイアウトで悩んだら、使いやすくて動きやすい家具配置を考えたり、家具の大きさを考えて部屋を広く見せる配置を検討してみてください。
    • 家族での引越しなら、新居のレイアウトを話し合ってみるのも良いでしょう。

4. 梱包資材の準備:引越し業者と相談しましょう

  • 梱包資材の入手方法
    • 引越し業者が決まると、業者から荷造り用の段ボールやガムテープなどの梱包資材を受け取ることが出来ます。
    • 引越し業者によっては無料でもらえる梱包資材の数が異なったり、有料でのサービスになる場合もあるので見積もりの際に確認してください。
    • ホームセンターやドラッグストアなどでは、無料で段ボールをもらうこともできます。

5. 子どもの転校・転園の手続き:早めの準備が必要です

  • 手続き場所
    • 役所や学校で転園や転校の手続きを行います。
  • 保育園・幼稚園の手続き
    • 通っている園に引越しする胸を伝え役所で手続きを行います。
  • 小・中・高校の手続き
    • 引越しが決まったら早めに学校に連絡をして在学証明書・給与証明を発行してもらいます。このとき必要書類や流れなどを確認しておくとスムーズです。
  • 手続きの注意点
    • 転校の手続きはやることが多く、時間を要するので早めに動いておきましょう。

6. 勤務先に住所変更の届出:会社のルールを確認しましょう

  • 届出方法
    • 勤務先への住所変更は、会社のルールに従って申請をします。
  • 届出の重要性
    • 住所変更の申請をしないと、会社から支給される通勤手当と新居からの交通費に差額が出てしまいます。
    • 年末調整などで会社から送られる書類が旧居に送られ、トラブルの原因になる場合もあります。引越しが決まったら住所変更の申請方法を会社に確認しておきましょう。

7. 原付免許所の住所変更:廃車手続きが必要です

  • 対象者
    • 他の市区町村へ引越しをする人で、原付自動車やバイクを所有している場合は廃車手続きが必要です。
  • 手続き場所
    • 旧居の役場でナンバープレートの返却をして、廃車証明書を発行してもらいます。そして、新居の市区町村役場に提出しましょう。

8. 運転免許所の住所変更:早めに手続きをしましょう

  • 手続き場所
    • 警察署、免許センターで免許証の住所変更が必要です。
  • 手続きの重要性
    • 住所変更をしないと、旧住所に更新のハガキが送られてしまい、更新に気づかなかい場合もあります。
    • 銀行や役所の手続きでも、身分証として免許証の提示をすることがあるので、住所変更は早めにしておきましょう。
<持っていくもの>

  • 運転免許証
  • 新住所が確認できる書類

9. 印鑑登録の廃止:必要な場合は手続きをしましょう

  • 対象者
    • 他の市区町村へ引越しをする時、住民票を移動する人で印鑑登録をしている場合は、現在住んでいる役所で印鑑登録の廃止手続きを行いましょう。
<持っていくもの>

  • 登録印
  • 本人確認書類

10. 国民健康保険の資格喪失手続き:忘れずに行いましょう

  • 対象者
    • 国民健康保険に加入していて、他の市区町村に引越しをする人は、国民健康保険の脱退手続きが必要です。
  • 手続き方法
    • 転居届の提出と一緒に行えば、一度の手続きで済むのでスムーズです。
<持っていくもの>

  • 国民健康保険
  • 本人確認書類
  • 印鑑

11. 福祉関連手当の消滅手続き:該当する場合は手続きをしましょう

  • 対象者
    • 自分や家族に当てはまる手当がないか確認をしましょう。
    • 当てはまるものがある場合、旧居の役場に行き消滅手続きが必要になります。
  • 必要書類
    • 必要書類は各自治体により異なる場合があるので、事前に確認をしておきましょう。
  • 同一市区町村内の引越しの場合
    • 同じ市区町村内で引越しをする場合は、基本的に住所変更の手続きのみで済みます。

12. 火災保険・地震保険の住所変更:早めに手続きをしましょう

  • 手続き場所
    • 火災保険や地震保険などの保険をかけている場合は、住所変更をしなければなりません。
  • 手続きの注意点
    • 保険会社の処理に時間がかかる場合もあるので、早めに手続きしておきましょう。
    • 旧居と新居の住宅の規模によっては、必要な補償内容や保険料が変わってくることがあります。住所変更の際にプランの見直しや変更が必要かどうかも確認しておくといいです。

13. 郵便物の転送:手続きをしておくと安心です

  • 転送サービスの利用
    • 郵便物の転送依頼を申込むと、1年間は旧居宛ての郵便物を新居に転送してもらうことができます。
  • 転送サービスのメリット
    • 住所変更の手続きに漏れがあった場合、旧居に届いてしまわないように郵便物の転送を申し込んでおきましょう。
    • 郵便物の中には個人情報が含まれているものがあります。
  • 手続き方法
    • 窓口やインターネットから申し込みができます。

1週間前までにやること

1転居届を提出役所で手続き
2新聞の継続・解約手続き購読を継続しない場合にも手続きが必要
3電気の停止電話・ネット・申込用紙で手続き
4ガスの停止電話・ネットで手続き
5水道の停止電話・ネット・郵送で手続き
6NHKの住所変更新住所への更新・新規契約が必要
7衛星放送・ケーブルテレビの契約解約時は月の解約期限を過ぎてしまわないように注意
8クレジットカードの住所変更個人情報の記載がある書類が旧居に届く可能性も
9銀行口座の住所変更銀行からの案内が旧居に届かないようにも手続きする
10携帯電話の住所変更手続き個人情報が漏れないように手続きが必要
11各種配送サービスの解約・移転手続き電話や郵送での手続きもあるので確認が必要

1. 転居届を提出:住民票の移動手続き

  • 提出の必要性
    • 他の市区町村へ引越しをする場合は、住民票を移動する必要があるため、事前に転出届を提出しなければなりません。
    • 同じ市内での引越しの場合は、転出届の提出は必要ありません。
  • 提出期間
    • 転出届の提出は、引越しの14日前から可能です。
  • 提出場所と必要書類
    • 現在住んでいる役所の市民課・住民課の窓口で転出届の提出をして転出証明書を発行してもらいましょう。
<持っていくもの>

  • 本人確認書類
  • 印鑑
  • 新住所がわかるもの
  • 国民健康保険証・高齢者医療受給者証・乳幼児医療証など

2. 新聞の継続・解約手続き:購読している場合

  • 手続き方法
    • 新聞を契約している人は、届け先の住所変更・解約の手続きが必要です。
    • 販売店に直接連絡するかインターネットから手続きすることも可能です。

3. 電気の停止:旧居の電気を止める

  • 連絡先と必要情報
    • 旧居で利用している電気会社に連絡をします。
    • 手続きは電話やインターネットから可能で、その際にはお客様番号が必要になります。領収書や電気使用量のお知らせなどを確認しましょう。
  • 立ち会いの有無
    • 電気の停止は基本的に立ち会いの必要はありません。しかし、オートロックの物件では立ち会いが必要な場合があります。

4. ガスの停止:旧居のガスを止める

  • 連絡先と注意点
    • 旧居で利用しているガス会社に電話やインターネットで連絡します。
    • 新居でも同じガス会社を利用する場合は、利用停止の際にその旨を伝えておくと開始手続きがスムーズです。
    • ガスの停止の立ち会いは、「ガスメーターが室内にある」「オートロック」「警報機の撤去などがある」場合には立ち会いが必要です。
    • プロパンガスを利用している場合、契約期間が設定されていることがあるので、期間内に解約をすると違約金が発生することがあります。

5. 水道の停止:旧居の水道を止める

  • 連絡先と注意点
    • 旧居の管轄の水道局に連絡をします。
    • 手続きの手順が自治体によって異なる場合があるので、管轄の水道局に確認しておきましょう。
    • 水道の停止は基本的に立ち会いの必要はありませんが、オートロックの物件では立ち会いが必要な場合があります。
    • 水道は利用停止してからも多少使用することができます。新居に向かう前にトイレや手を洗いたいというときでも安心です。

6. NHKの住所変更:受信契約をしている場合

  • 手続き方法
    • 電話やインターネットから手続きができます。
  • 連絡先
    • 電話番号・・・0120-151-515
    • インターネット・・・NHK受信料の窓口―放送受信料 住所変更のお手続き

7. 衛星放送・ケーブルテレビの住所変更・契約:契約している場合

  • 工事の確認と連絡
    • 引越しの際にアンテナやチューナーの取り外し・取り付け・ケーブルの撤去工事などが必要になることがあります。
    • 工事が混み合う時期があるので、早めに連絡しておきましょう。

8. クレジットカードの住所変更:利用している場合

  • 手続き方法
    • クレジットカードの利用明細やカードの更新などのお知らせが郵送で届く場合があります。クレジットカードを持っている人は、住所変更をしておきましょう。
    • 手続きは、窓口や電話、インターネットからが可能です。

9. 銀行口座の住所変更:口座を持っている場合

  • 手続き方法
    • 銀行からの案内などが旧住所に届かないように、住所変更を行いましょう。
    • 引越しの住所変更で支店コードは変更する必要はありません。

10. 携帯電話の住所変更:契約している場合

  • 手続き方法
    • 携帯電話は個人情報でいっぱいなので、個人情報の漏洩を防ぐために携帯電話の住所変更も必ずしておきましょう。
    • 手続きは窓口や電話、インターネットからできます。

11. 各種配送サービスの解約・移転手続き:定期配送を利用している場合

  • 手続き方法
    • ネット通販などで定期配送を利用している場合は、移転手続きをしましょう。
    • 各通販会社により連絡方法が異なるので、利用している通販に確認が必要です。

前日までにやること

1すぐに使うものの荷造り引っ越し当日に使うものは分かるようにしておく
2自分で運ぶ貴重品などの荷造り貴重品は身に着けていられるものが良い
3家電の梱包特殊な家電製品は専門業者も任せる
4挨拶用の手土産の準備手土産の相場は500円程度が適切
5旧居の近隣への挨拶事前の挨拶でトラブルを防げる
6旧居の掃除・ゴミの処理敷金の返還にも影響があるので退去前の掃除が大切
7新居の下見・掃除荷物が何もない状態で掃除をする
8パソコンデータのバックアップ搬送中のトラブルが起こる可能性がある
9引越し業者と最終確認ダンボールの個数や申告漏れの家財がないかチェックする
10冷蔵庫の運搬準備故障の原因となることも
11洗濯機の運搬準備故障の原因となることも
12転居ハガキ・挨拶状の発送引っ越してから2~3ヶ月以内に送る
13現金の確認お釣りがないように準備する

1. すぐに使うものの荷造り:直前まで使うものは最後に梱包しましょう

  • 日用品の梱包
    • 引越し日が近づいたら、日用品など引越し直前まで使うものの荷造りを始めます。
    • 引越し当日まで使うものは、段ボールを完全に封じずに、すぐに出せるようにしておくと便利です。
  • 梱包しないもの
    • 引越し当日に使用する掃除用具、ゴミ袋、鍵、貴重品などは、梱包してしまわないように注意しましょう。

2. 自分で運ぶ貴重品などの荷造り:大切なものは手荷物で

  • 貴重品の管理
    • 引越し中のトラブルを避けるために、貴重品や大切なものは段ボールに入れずに自分で運びます。
    • 貴重品のほか、当日に必要な書類などは、一つのバッグなどにまとめて分かりやすくしておきましょう。
  • 支払い準備
    • 引越し当日に支払いの必要がある場合は、おつりが出ないように現金を準備しておきましょう。

3. 家電の梱包:小型家電は事前に、大型家電は業者にお任せ

  • 小型家電の梱包
    • 段ボールに入る大きさのオーブントースター、電気ケトル、アイロンなどの家電は、引越し当日までに梱包しておきます。
    • パソコンは精密機器なので、緩衝材などで保護し、慎重に運びましょう。
  • 大型家電の梱包
    • エアコン、タンス、洗濯機などの大きな家具家電は、引越し業者が引越し当日に梱包してくれます。

4. 挨拶用の手土産の準備:近隣の方への心遣い

  • 手土産の準備
    • 旧居や新居の近隣へ挨拶に行く際に、一緒に持参する手土産を準備しておきましょう。
  • 挨拶の範囲
    • 引越しの挨拶は、戸建てとマンションで範囲が異なります。
    • マンションの場合は、自分の部屋から上下左右の部屋に挨拶をするのが一般的です。
    • 戸建ての場合は、今後長い付き合いになるケースも多いため、両隣、向かい、裏の家まで挨拶に行くと良いでしょう。

5. 旧居の近隣への挨拶:引越し前に済ませておきましょう

  • 挨拶の時期
    • 旧居の近隣への挨拶は、引越しの前日までに済ませておきましょう。
    • 引越し当日や直前は、挨拶に行く時間がなくなる可能性があります。
  • 挨拶の目的
    • 引越し当日は、家の前にトラックを停めたり、作業員の出入りなどで近隣の方に迷惑をかけることがあります。
    • 事前に引越し日を伝え、迷惑をかける可能性があることをお詫びしておくと、スムーズに引越し作業を進められます。

6. 旧居の掃除・ゴミの処理:敷金返還のためにも

  • 掃除の重要性
    • 賃貸物件の退去時には、旧居を掃除しておくことで、退去後のハウスクリーニング費用を追加で請求される可能性を低くすることができます。
    • 敷金の返金額が多くなる可能性があります。
    • 退去前の清掃をきちんと行うかどうかで、敷金の返還額が変わってくるのであれば、丁寧に掃除をしておく方が、最終的に手元に残るお金が多くなるため、断然お得と言えるでしょう。
  • ゴミの処理
    • 粗大ゴミなどは事前に処分しておくことで、引越し当日のゴミの量を減らすことが可能です。

7. 新居の掃除・下見:新生活を気持ちよくスタートするために

  • 掃除の必要性
    • 新築であっても、人が住んでいない部屋は埃が溜まっていたり、汚れている可能性があります。
    • 引越し後、家具を搬入してからでは隅々まで掃除をすることが難しいため、引越し前日までに新居の掃除を済ませておきましょう。
  • 寸法測定
    • 新居の部屋の寸法やカーテンのサイズを測っておきましょう。
  • 搬入経路の確認
    • 冷蔵庫や洗濯機、タンスなどの大きな家具家電が部屋に入るか、搬入経路を確認しておきましょう。入らない場合は、搬入に時間がかかったり、当日の搬入が難しくなる場合があります。

8. パソコンデータのバックアップ:万が一に備えて

  • データ保護
    • パソコンなどの精密機器は、運搬中の衝撃や振動で破損する可能性があります。
    • 引越し業者も細心の注意を払ってくれますが、万が一に備えて重要なデータや写真などは必ずバックアップを取っておきましょう。

9. 引越し業者と最終確認:トラブル防止のために

  • 確認連絡
    • 引越しの2日前までに、引越し業者から確認の連絡があります。
  • 荷物量の変更申告
    • 見積もり時から荷物の量が変わっている場合は、必ず申告しましょう。
    • 申告漏れがあると、当日に追加料金が発生する可能性があります。
  • 見積書との照合
    • 見積書の内容を再度確認し、引越し業者と最終的な内容を照らし合わせましょう。

10. 冷蔵庫の運搬準備:前日からの準備が重要

  • 冷蔵庫の中身の整理
    • 冷蔵庫の中身をすべて空にします。
  • 水抜きと霜取り
    • 前日の夜には冷蔵庫のコンセントを抜き、水抜きと霜取りを行います。

詳しい手順は、「引越しで冷蔵庫の電源はいつ抜く?中身の処分と霜取り方法」のページで確認してください。

11. 洗濯機の運搬準備:水抜きは必須

  • 水抜き
    • 洗濯機内に水が残っていると、故障の原因になるだけでなく、運搬中に水漏れして他の荷物を濡らしてしまう可能性があります。
    • 必ず前日に水抜きを行いましょう。

12. 転居ハガキ・挨拶状の発送:早めの準備で安心

  • 挨拶状の準備
    • 新しい住所を伝えるために、友人・知人やお世話になった人たちに挨拶状を準備します。
  • 発送時期
    • 挨拶状の発送は、引越し後1ヶ月以内が目安です。
  • 発送前の準備
    • 引越しの荷造りや梱包で挨拶状を紛失する可能性があるため、引越し前に発送しておくのが安心です。

13. 現金の確認:支払い準備を忘れずに

  • 現金準備
    • 引越し当日に支払う引越し料金や、光熱費の清算などで、まとまった現金が必要になる場合があります。
    • 事前に必要な金額を確認し、準備しておきましょう。
  • おつりの準備
    • 支払い時に、できるだけおつりが出ないように準備しておくとスムーズです。

当日にやること

1荷物の最終確認ダンボールの個数は必ずチェックする
2引越し業者への指示(旧居・新居にて)気をつけて運んでほしいものがあればきちんと伝える
3忘れ物チェック引っ越し業者と一緒に確認を
4旧居の明け渡し・鍵の返却立ち会い時間に注意
5新居の近隣への挨拶日中の挨拶が適切
6電気の使用開始なるべく早めの手続きをする
7ガスの使用開始ガスは立ち会いが必要
8水道の使用開始なるべく早めの手続きをする
9搬入した荷物の確認特に大事な荷物は先に確認する
10引越し料金の精算お釣りがないように準備する
11荷解き・荷物の整頓すぐに使うものから荷解きする

1. 荷物の最終確認:ダンボールの個数をしっかり確認しましょう

  • 個数確認の重要性
    • 荷物の梱包がすべて終わったら、必ずダンボールの個数を数えてください。
    • ダンボールの個数を確認しないと、引越し前の家(旧居)と引越し後の家(新居)で、ダンボールの数が合っているかどうかが分からなくなってしまいます。
    • すべての荷物がちゃんと新居に運ばれたかを確認するためにも、ダンボールの個数は必ず確認しましょう。

2. 引越し業者への指示(旧居・新居にて):伝えるべきことはしっかり伝えましょう

  • 作業前の確認
    • 引越し業者が来たら、まず引越し作業の注意点や、当日の流れを確認しておきましょう。
  • 業者への指示
    • 特に気をつけて運んでほしいものがある場合など、引越し業者に伝えておきたいことは、遠慮せずにきちんと伝えておきましょう。

3. 忘れ物チェック:引越し業者と一緒に確認しましょう

  • 忘れ物確認
    • すべての作業が終わったら、荷物を積み忘れたものがないか、必ず引越し業者と一緒に確認しましょう。
    • 一緒に確認せずに新居へ行ってしまい、後から忘れ物に気づいても、引越し前の家に戻って運んでもらうことができない場合が多く、トラブルの原因にもなりかねません。
  • 新居への出発
    • 忘れ物チェックが終わったら、新居での荷物の搬入時間を決めて、新居へ向かいましょう。新居へは時間に遅れないように向かってください。

4. 旧居の明け渡し・鍵の返却:管理会社と一緒に確認しましょう

  • 退去時の確認
    • 賃貸物件の場合は、管理会社の立ち会いのもと、部屋に傷や破損個所などがないかをチェックします。
    • 特に問題がなければ、鍵を返却して、明け渡し完了となります。
  • 明け渡し日の調整
    • 引越しの時間や旧居の掃除などで、引越し後に明け渡しをすることも可能です。その場合は、事前に管理会社と打ち合わせをして、日にちと時間を決めておきましょう。

5. 新居の近隣への挨拶:引越しのご挨拶は忘れずに

  • 挨拶の時間帯
    • 新居の近隣への挨拶は、一般的には午前10時~午後5時ごろまでの、昼間から夕方の時間が良いとされています。
  • 挨拶が遅くなる場合
    • 挨拶に行く時間が遅くなってしまう場合は、無理せず翌日に行くようにしましょう。

6. 電気の利用開始:早めに手続きをしましょう

  • 利用開始の手続き
    • 電気は、事前に利用開始の申請をしなくても、引越し当日から利用することができます。
    • 利用開始の手続きをせずにいると、突然電気が止まってしまうことがあります。
    • 引越し日が決まったら、利用したい電気会社に連絡をして、利用開始の手続きをしておきましょう。

7. ガスの利用開始:立ち会いが必要です

  • ガス会社への連絡
    • 新居で利用したいガス会社に連絡をします。
    • ガスの利用には、ガス会社の担当者の立ち会いが必要なため、引越しが決まったら早めに連絡をしておきましょう。
  • 立ち会い時間の調整
    • 引越し当日にガスの開栓の立ち会いをする場合は、引越し作業との時間の兼ね合いがあるので、立ち会い時間に注意しましょう。

8. 水道の利用開始:地域によって手続き方法が異なります

  • 水道局への連絡
    • 新居を管轄する水道局に連絡をします。
    • 水道は、事前に利用開始の申請をしなくても利用することはできますが、申請せずにいると、突然水が止まってしまうこともあるので、引越し日が決まったら手続きをしておきましょう。
  • 集合住宅の場合
    • 集合住宅などでは、大家さんや管理会社がまとめて対応している場合もあるので、確認が必要です。

9. 搬入した荷物の確認:荷物の確認は慎重に

  • 荷物確認
    • 新居への荷物の搬入が完了したら、荷物の確認をします。
    • 運び忘れたものがないか、家具や家電を運ぶ際に傷がついていないかなど、しっかり確認します。
    • 引越し前の家で確認したダンボールの個数も確認しておきましょう。
  • 破損時の対応
    • 万が一、荷物に傷や破損があった場合は、すぐに引越し業者に報告をして、対応してもらうことが大切です。
    • 引越し業者が帰ったあとに破損に気づいた場合は、補償の対象外となってしまうなど、引越し業者とのトラブルにもなりかねません。
    • 特に大切な家具や家電などがある場合は、搬入後すぐに確認をしておくことが重要です。

10. 引越し料金の精算:事前に準備しておきましょう

  • 料金の支払い
    • 引越し料金は、引越し業者が作業を開始する前に、現金で支払うのが一般的です。
    • おつりが出ないように、事前に準備しておきましょう。

11. 荷解き・荷物の整理:新生活の準備を始めましょう

  • 荷解きの準備
    • 新居に移動し、荷物の確認ができたら、荷解き・荷物の整理を始めましょう。
    • 荷解きをスムーズに済ませるために、荷物を運び込む際には、ダンボールを部屋ごとに分けて運んでおきましょう。
  • 荷解きの順番
    • 荷解きは、すぐに使うものから行っていきます。すぐに使うものとして、布団、お風呂用品、調理器具などがあります。
    • 子どもがいる場合は、幼稚園や学校で使うものを先に出しておきましょう。

引っ越し後にやること

1ダンボールの処分引っ越し業者により有料サービスの場合も
2転入届の提出引っ越した日から14日以内に手続きが必要
3マイナンバーの住所変更引っ越した日から14日以内に手続きが必要
4国民健康保険の加入手続き手続きが遅れると保険証の発行も遅くなる
5国民年金の住所変更自分で手続きする必要があるか確認が必要
6印鑑登録転入届と同じタイミングで手続きを
7児童手当・福祉関連手当の申請自分や家族に当てはまるものがあるかチェック
8パスポートの住所変更有効期限を確認する
9保険会社の住所変更手続き電話やインターネットから手続きを

1. ダンボールの処分:業者に引き取りを依頼するか、自分で処分しましょう

  • 引越し業者の引き取りサービス
    • 引越し業者によっては、ダンボールの引き取りサービスを行っている業者もあります。
    • 基本的には1回のみの回収なので、すべての荷解きが終わってから引越し業者に連絡をすると、翌日以降に引き取りに来てくれます。
    • 引き取りが有料となる業者もあるので、事前に確認が必要です。
    • 引越し業者によるダンボールの回収は、原則として自社のダンボールのみとしている場合もあるので、確認しておきましょう。
  • 自分で処分する場合
    • お住まいの地域のゴミの分別方法に従って処分してください。

2. 転入届の提出:引越し後14日以内に手続きをしましょう

  • 提出期限
    • 転入届は、引越し日から14日以内に新居の役所に行き、手続きを行う必要があります。
  • 必要書類
    • 旧居の役所で発行された転出証明書を忘れずに持参しましょう。
  • 同一市区町村内の引越しの場合
    • 同じ市区町村内での引越しの場合は、転居届のみの提出でOKです。
<持っていくもの>

  • 転入届
  • 転出証明書(旧居の役所で発行)
  • 本人確認書類(運転免許証・パスポート・マイナンバー等)
  • 印鑑

3. マイナンバーの住所変更:忘れずに行いましょう

  • 手続きの必要性
    • マイナンバーカードには住所が記載されているため、住所の変更手続きが必要です。
    • 同じ市区町村内での引越しも、住所変更の手続きが必要です。
    • 他の市区町村へ引越しする場合は、マイナンバーカードの継続利用の手続きが必要です。
    • 新居の住所でもマイナンバーカードを使用できるように、市区町村役場で継続利用の処理をし、カードの追記欄に新住所の記載をします。
<持っていくもの>

  • マイナンバーカード
  • 交付時に設定した4桁の暗証番号
  • 印鑑(自治体により異なる)
  • 本人確認書類

4. 国民健康保険の加入手続き:速やかに行いましょう

  • 他の市区町村への引越しの場合
    • 引越し前に旧居の役所で資格喪失をしているため、新居の役所で加入手続きをする必要があります。
    • 事前に転入届を提出し、役所の国民健康保険担当の窓口で手続きをします。
  • 同一市区町村内の引越しの場合
    • 役所・役場で住所変更の手続きをすればOKです。
<持っていくもの>

  • 保険証
  • 本人確認書類
  • マイナンバーが確認できるもの

5. 国民年金の住所変更:忘れずに行いましょう

  • 手続きの必要性
    • 国民年金の住所変更は、他の市区町村への引越しはもちろん、同じ市区町村内の引越しの場合でも手続きが必要です。
    • 手続きは新居の役所・役場で可能です。
<持っていくもの>

  • 国民年金手帳
  • 印鑑

6. 印鑑登録:必要な場合は登録しましょう

  • 他の市区町村への引越しの場合
    • 旧居の役所で印鑑登録の廃止をしているため、新居の市区町村の役所や役場で新しく印鑑登録をする必要があります。
    • 転入届を提出する際に、あわせて手続きをするとスムーズです。
    • 本人が手続きに行けない場合は、代理人による手続きも可能です。
    • 本人が登録する場合は即日に印鑑証明が発行されるのに対し、代理人による登録ではさらに手続きが必要になることもあります。
  • 同一市区町村で引越しをした場合
    • 印鑑登録の廃止・登録の必要はありません。

7. 児童手当・福祉関連手当の申請:該当する場合は申請しましょう

  • 他の市区町村への引越しの場合
    • 旧居で手当の消滅をしているため、新居の役所で新たに申請をする必要があります。
    • 児童手当や介護手当など、各手当によって申請に必要なものが異なるため、事前に確認しておきましょう。

8. パスポートの住所変更:本籍の変更があった場合のみ

  • 手続きの必要性
    • 本籍の住所が他の都道府県へ変更になった場合は、パスポートの住所変更が必要です。
    • 住所のみが変更になった場合は、申請や届け出をする必要はありません。パスポートの裏表紙中面の所持人記入欄に新住所を記入すればOKです。
  • 手数料
    • パスポートの住所変更には手数料がかかります。
  • パスポートの有効期限
    • 現在持っているパスポートの有効期限が近い場合には、新しいパスポートを発行するほうが良い場合もあるので確認しましょう。

9. 保険会社の住所変更手続き:契約内容を確認しましょう

  • 手続き方法
    • 郵送・電話・契約者専用ウェブサイトなど、保険会社により異なります。
    • 医療保険や自動車保険などの契約をしている保険がある場合は、契約をした窓口や保険会社に連絡をしましょう。
  • 手続きの重要性
    • 住所変更をしないと、保険会社からの書類が旧居に届いてしまったり、年末調整に必要な控除証明が届かないといったことにもなります。

もし引っ越しでトラブルが起こってしまった場合は?

引越しは、新しい生活の始まりであると同時に、様々なトラブルが発生しやすい時期でもあります。

万が一トラブルに遭遇してしまった場合に備え、相談窓口や問い合わせ先を事前に把握しておくことは非常に重要です。

荷物の紛失や料金に関するトラブル

相談窓口電話番号応対時間
国民生活センター188無休(年末年始を除く)
国土交通省ホットラインステーション03-5253-4150平日 10:00~17:00
全日本トラック協会03-5925-8981平日  9:30~12:00    13:00~17:00

敷金返還など不動産に関するトラブル

相談窓口電話番号応対時間
国民生活センター188無休(年末年始を除く)
日本敷金診断士協会0120-926-282年中無休9:00~20:00
東京都都市整備局03-5320-4958年末年始・点検日を除き9:00~11:00 13:00~16:00

電力会社の問い合わせ先

業者名電話番号営業時間
東京電力地域によって営業所が異なる9:00~17:00日曜祝日を除く緊急時は年中無休24時間対応
関西電力地域によって営業所が異なる平日9:00~20:00緊急時は年中無休24時間対応
中部電力地域によって営業所が異なる年中無休24時間対応
東北電力0120-175-366(緊急時連絡先)年中無休24時間対応
九州電力地域によって営業所が異なる平日9:00~17:00緊急時は年中無休24時間対応
四国電力地域によって営業所が異なる日曜祝日を除く平日8:40~17:20緊急時は年中無休24時間対応
北陸電力0120-776-453年中無休24時間対応
北海道電力地域によって営業所が異なる平日9:00~17:00緊急時は年中無休24時間対応
沖縄電力地域によって営業所が異なる平日8:30~17:00緊急時は年中無休24時間対応

電話、インターネットの問い合わせ先

業者名電話番号営業時間
NTT東日本0120-000-113年中無休24時間対応
NTT西日本0120-248-995年中無休24時間対応
ソフトバンク0800-111-2009年中無休10:00~19:00
au0077-7084年中無休9:00~23:00
ドコモ0120-800-000年中無休24時間対応

その他のトラブル

上記以外にも、様々な引越しトラブルが発生する可能性があります。

消費者センターや相談窓口に相談しても解決しない場合は、弁護士に相談し、民事調停を申し立てることも検討しましょう。

まとめ

今回の記事では、引っ越しを検討し始めた段階から、新居での生活が落ち着くまでの間に、具体的にどのようなことを行う必要があるのかを詳しくご紹介しました。

引っ越しは、新しい生活の始まりとなる大きなイベントですが、その裏側には、役所や役場、お子さんがいるご家庭であれば学校など、様々な場所で行わなければならない煩雑な手続きが数多く存在します。

これらの手続きに一つでも漏れがあると、新居での生活がスムーズにスタートできなかったり、後々になって困った状況に陥ってしまう可能性も否定できません。そのため、引っ越しが決まったらすぐに、やるべき手続きをリストアップし、チェックリストを作成して、一つずつ確実に進めていくことが非常に大切です。

数多くの引っ越し準備の中でも、特に重要となるのが「引っ越し業者の選び方」です。

その理由は、引っ越しを依頼する業者を誤って選んでしまうと、本来であればもっと安く済んだはずの引っ越し費用が、数万円単位で高額になってしまう可能性があるからです。これは、家計にとって決して無視できない金額ですよね。

引っ越しは、何かと出費がかさむものです。だからこそ、賢く引っ越し業者を選び、少しでも費用を抑えることが重要になります。そのためにもぜひ「引っ越し見積もり比較サイト」の活用を検討してみてください。