安くて評判の良い引っ越し業者を比較!おすすめの10社を一挙紹介
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引っ越しが決まった際、一番の悩みどころは「どの引っ越し業者に依頼しようか?」という点です。
できるだけコストを抑えつつ、作業が雑な業者には依頼したくないという思いも理解できます。
このような悩みを解決するために、
- 引っ越し料金の安さ
- 利用者の満足度
という二つの評価軸で、人気の引っ越し業者を比較してみました。
さらに、引っ越し業者を選ぶ際に知っておくべきチェックポイントも解説しますので、これから引っ越しを考えている方はぜひ参考にしてください。
もう失敗しない!引っ越し業者を選ぶ時のコツ

引っ越し業者の選び方に失敗してしまった経験がある方は少なくありません。
料金について損をしたり、希望していたサービスが受けられずにトラブルになってしまったケースもあります。
ここでは、失敗しない引っ越し業者選びのためのポイントを4つご紹介します。
口コミを確認する際は、その内容と数を十分にチェックすること
引っ越し業者には、大きく分けて大手業者と中小(地域密着型)業者の2種類があります。
大手業者の場合は、ランキングや評価を参考にして選ぶことができますが、ランキングに掲載されていない中小業者を検討する際には、特に口コミをしっかりと確認することをおすすめします。
口コミを見極める際には、あからさまに良い評価だけが投稿されているのではないか、また、中小業者にもかかわらず口コミの数が不自然に多くないかを十分にチェックすることが大切です。
不自然に多くの口コミが見受けられる場合、その業者がヤラセを行っている可能性もあるため、注意が必要です。
口コミには良い評価と悪い評価の両方が含まれていますが、中でも特に注目すべきなのは悪い口コミの内容です。
悪い口コミを通じて、どのようなトラブルが発生したのか、またどの点に不満があったのかを知ることができます。これにより、自分の引っ越しでも同様の問題が起こる可能性があるかどうかを判断する材料になります。
口コミや評価は、実際に引っ越し業者を利用した人々の生の声を反映していますので、注意深く確認し、後悔のない業者選びを心がけましょう。
単身パックが必ずしも最安とは限らない
単身パックが安価で提供されている理由は、通常の引っ越しで使用されるトラックをチャーターするのではなく、専用のコンテナボックスに荷物を詰めて運搬するためです。この方法では、トラックの料金、ガソリン代、高速道路料金、人件費などが抑えられ、結果として低価格を実現しています。
しかし、単身の引っ越しが必ずしも単身パックで最も安く済むとは限りません。
専用ボックスにはベッドやソファなどの大きな荷物は収容できないため、これらを運搬するには別途輸送が必要になります。
その結果、追加料金や別途配送料が発生し、かえって高くなってしまう可能性があります。
荷物が多い場合には、専用ボックスを複数使用することで輸送が可能ですが、その場合、ボックスの利用数に応じて料金が倍増したり、さらに高くなることもあります。
また、単身パックでは、ダンボールやプチプチといった梱包資材を自分自身で用意しなければならないため、プチプチや大きなダンボールをホームセンターなどで購入する必要があります。
このような理由から、専用ボックスに収まる程度の荷物しかない場合には、単身パックの利用が最も適していると言えるでしょう。
オプションサービスの範囲を必ず確認すること
通常の引っ越しプランでは、引っ越しに必要な梱包資材の提供や回収が無料で行われることが多いですが、単身パックや一部の業者では梱包資材が有料となる場合があります。
さらに、「養生をしてくれるか」「洗濯機の取り付け」「ベッドや家具の解体・組立」などのサービスについても、業者によって無料で提供されることと有料のサービスがあるため、見積もりを取る際には、どのサービスが含まれているのか、またその料金について必ず確認することが大切です。
また、壊れやすい大切な荷物の取り扱いを依頼する際には、作業中に物損が発生した場合の補償についても尋ねておくことをお勧めします。これにより、万が一のトラブルに備えることができ、安心して引っ越しを進めることができます。
1社だけで決めずに必ず複数の相見積もりを取得すること
1社のみから見積もりを取ると、見積金額が高くなりがちです。実際に、1社の見積もりだけで引っ越し業者を選んだ結果、相場の約倍の金額を提示されたというケースもあります。
1社のみで見積もりを取る場合、引っ越し業者の営業担当者は他に競合がいないため、値引きする必要がないと判断し、割引が受けられにくくなります。
一方、複数の業者から見積もりを取得すると、競争が生まれるため、他社よりも安くするために自発的に割引してくれることがあります。
ただし、料金の安さだけを重視して業者を選ぶことには注意が必要です。
特に、格安の業者が価格を競争している場合、サービス内容が不十分であることが多く、養生をしてもらえなかったり、荷物が正しく運ばれなかったりすることがあるため、サービスの内容をきちんと確認した上で選ぶことが大切です。
さらに、引っ越し後のダンボール回収の有無や、作業員の人数によっても満足度が変わるため、自分の希望に合ったサービス内容や契約内容をしっかりと比較検討することが重要です。
おすすめなのは、「引越し侍」や「SUUMO」などの大手が提供している一括見積もり比較サービスです。
このような大手サイトに登録されている引っ越し業者は、一定の審査を通過しているため、ひどく悪質な業者は存在しないと考えられます。
業者選びに不安がある方は、大手サイトを通じて申し込むことが無難でしょう。
引っ越し業者のおすすめランキングBEST10

引越し業者を選ぶ際に失敗したくないと考えている方のために、引越し業者のおすすめランキングを紹介します。このランキングでは、各業者の安さや顧客満足度を評価し、それぞれの良い点やイマイチな点についても詳しく解説していきます。引越し業者選びの参考にしていただければ幸いです。
アート引越センター

- アート引越センターは、業界内でも作業品質がトップクラスであると評価されています。
- 特に、狭い一軒家での引越し作業は難易度が高いとされていますが、アート引越センターではそのような状況に対応するための研修施設を設けており、従業員は専門的な研修を通じて十分なスキルを身につけています。このため、作業員のレベルがしっかりと保証されています。また、引越しに必要な梱包資材や、荷造りをよりスムーズに行うための資材も豊富に揃っているため、利用者にとって非常に便利です。
- さらに、その知名度の高さや信頼性から、安心して業務を任せることができる業者として、多くの人々に支持されています。
- アート引越センターは、その高いサービス品質が特徴ですが、その分、単身引越しや家族引越しの料金が、相場と比較してやや高めに設定されている傾向があります。
サカイ引越センター

- サカイ引越センターは作業品質が非常に高く、2014年3月期の実績においては、売上および作業件数の両方で業界ナンバーワンを達成しています。
- また、引越しプランでは、予算に応じて選べる「らくらくコース」を提供しており、利用者のニーズに柔軟に対応しています。さらに、豊富な梱包資材は無料で提供されるため、コストを抑えることができます。
- また、引越しに必要な商品を購入できる通販サービスもあり、サービス内容が非常に充実している点も魅力の一つです。
- サカイ引越センターは、作業やサービスの品質が非常に優れているため、その分、業界の一般的な相場と比較すると引越し料金はやや高めに設定されています。
ハート引越センター

- ハート引越センターは、引越し専門業者の中でも特に売上が上位5位に入る信頼のある大手引越し業者です。
- 大手業者の中でも特に料金が安く、業界全体で比較しても相場よりもリーズナブルな料金設定が魅力となっています。
- また、引越しの際に必要となる梱包資材は無料で提供されており、他社では有料となることが多い食器用の包み紙やプチプチも無償で提供してくれるため、非常にお得です。
- ハート引越センターは料金が安いというメリットがありますが、業界の認定マークである引越安心マークを取得していないため、信頼性において不安が残ります。
- また、社員教育や研修に関する具体的なアピールがないため、サービスの質において劣ると考えられる点があります。さらに、他の業者では無料で提供されるサービスが、ハート引越センターでは有料での対応となることもあります。
アリさんマークの引越社

- アリさんマークの引越社は、引越し業務に特化した専門業者です。
- 顧客に安心して引越しを利用していただけるよう、作業員の身元保証制度を導入し、自社トラックを使用するなど、独自のシステムを採用しています。このため、常に高い品質のサービスを提供しています。
- 一般的に、荷造りは引越しサービスには含まれないことが多いですが、アリさんマークの引越社では、荷造りもサービスの一環としてプランに含まれているため、利用者にとって大変便利です。
- アリさんマークの引越社は常に良質なサービスを提供している業者ですが、他の引越し業者と比較すると、通常期の料金は市場の相場と変わらないものの、繁忙期においては料金が比較的高めに設定されています。
アップル引越センター

- アップル引越センターは、業界トップクラスの豊富なオプションサービスを提供しています。他社では有料とされるサービスも、アップル引越センターでは無料で対応しており、さらに有料のオプションサービスも多数用意されています。
- 引越し料金に関しては、単身の方も家族の方も、市場の相場と比べて比較的安価です。また、独自のサービス「ラクニコス」を利用することで、オンラインで見積もりから引越しの予約まで行うことが可能です。
- アップル引越センターは、引越安心マークを取得していないため、マークを取得している他の業者と比較すると、評価がやや劣るとされています。
ヤマトホームコンビニエンス(クロネコヤマト)

- クロネコヤマトは、主に単身者や荷物の少ない引越しに特化したサービスを提供しています。
- 見積もりから予約まではウェブサイトを通じて簡単に申し込むことができ、最短で翌々日の集荷が可能です。
- 料金体系も非常にわかりやすく設定されており、荷物の運搬に関しては、宅配大手のヤマト運輸が関連企業であることから、その作業の品質は高いと評価されています。
- クロネコヤマトは、主に単身者向けの引越しサービスを提供しています。このサービスでは、専用ボックスに収まる荷物しか運ぶことができませんので、大型家具であるベッドやソファなどは運搬することができません。
- また、近距離の引越しの場合であっても、最短で翌日の配送となります。
アーク引越センター

- アーク引越センターでは、研修をしっかりと受けた自社スタッフが引越し作業を行っています。そのため、万が一破損などのトラブルが発生した場合でも、引越し保険に加入しているため、保証内容が充実しており安心です。
- また、靴下の履き替えなど、プラスアルファの無料サービスも実施しており、お客様への配慮が感じられます。
- さらに、引越しに必要な梱包資材も豊富に取り揃えており、これが無料で提供されるため、非常に便利です。
- アーク引越センターは、業界で広く認知されている認定マークである「引越安心マーク」を取得していません。
- また、引越し料金については、家族の引越しの場合は相場と大きく変わらないものの、単身の引越しに関しては比較的高い傾向があることが指摘されています。
日本通運

- 日本通運(日通)は、引越しプランが豊富に用意されており、基本プランから幅広いオプションサービスに至るまで、サービス内容が非常に充実しています。
- このため、自分に最適な引越しプランを見つけやすくなっています。また、引越し作業のクオリティも高いため、安心して引越しを任せることができるでしょう。
- 日本通運(日通)は、週末や繁忙期において予約が取りづらい傾向があります。
- これは、プランが豊富で人気の高い引越し業者であるため、予約が集中してしまうからです。そのため、スムーズに引越しを行うためには、早めに予約を取ることを強くお勧めします。
ハトのマークの引越センター

- ハトのマークの引越しセンターでは、「引越管理士資格認定制度」という社内資格制度や、社内コンテストの実施など、教育が非常に徹底されています。その結果、作業の質が高く維持されています。
- また、遠方への引越しプランも豊富に提供されており、料金は相場よりも安めに設定されています。場合によっては、他社の半額ほどで引越しをすることができる場合もあります。
- ハトのマークの引越しセンターでは、家族の引越しに関しては比較的安い料金を設定していますが、単身の引越し料金は相場よりも高めである傾向があります。
- また、他社が提供している無料サービスが有料であったり、対応していない場合もありますので、事前にしっかりと確認することが重要です。
赤帽

- 赤帽は、単身や近距離での引越し、また短時間の引越しにおいて、他社の相場と比較するとかなりお得な料金が設定されています。
- 特に、1人で運ぶことができない大型の家具や家電がなく、軽トラックに積み切れる程度の荷物をお持ちの方で、料金を重視される方には非常におすすめのサービスです。
- 赤帽は料金が比較的安いというメリットがありますが、その分基本的にはドライバーが1人だけでの対応となります。そのため、お客様自身でも引越し作業を手伝う必要があります。
- また、赤帽では梱包資材の提供がなく、荷物の梱包も行わないため、その結果として荷物が破損する可能性もある点にご注意ください。
- さらに、荷物が多く長距離の引越しを行う場合は、料金が相場よりも高くなることがありますので、事前に確認しておくことが重要です。
タイプ別のおすすめ業者まとめ

次に、一人暮らしの場合、料金の安さを重視する方、サービスの質を重視する方の3つのタイプ別におすすめの引越し業者を紹介いたします。
一人暮らし(単身引っ越し)の場合
- ヤマトホームコンビニエンス
- サカイ引越センター
- アート引越センター
単身引越しにおいておすすめの業者は、2022年オリコン顧客満足度ランキングで引越し会社の単身者部門で第1位を獲得したヤマトホームコンビニエンスです。
この業者は専用のボックスを使用して輸送を行うため、トラック1台を貸し切るよりもコストを抑えることが可能です。
サカイ引越センターでは、予算や引越し内容に応じた「らくらくサービス」を利用することで、自分に合った引越しを実現できます。柔軟なサービス提供が特長で、ニーズに合わせたプランを選ぶことができる点が魅力です。
アート引越センターでは、引越し後1年以内に1回、部屋の模様替えを無料で手伝ってもらえる「家具移動サービス」が提供されています。このサービスを利用することで、単身の方でも自分だけでは移動が難しい家具の配置替えをスムーズに行うことができるため、大変おすすめです。
このように、単身引越しにはそれぞれのニーズに応じた業者が存在しますので、自分にぴったりの引越し業者を選んで、快適な新生活をスタートさせましょう。
料金の安さを重視する方
- ハート引越センター
- アリさんマークの引越社
- アップル引越センター
とにかく安く引越しをしたい方には、ハート引越センターが特におすすめです。この業者は閑散期(5月から2月)と繁忙期(3月から4月)のどちらの時期においても、業界トップクラスの安さを誇る見積もりを提供しています。
アリさんマークの引越社では、お客様の要望に応じたさまざまなプランが用意されており、自分に適したプランを選ぶことができる点が魅力的です。柔軟に対応できるサービスを提供しているため、コストを抑えつつ安心して引越しを行えます。
アップル引越センターも、料金が安いだけでなく、作業のクオリティや接客対応の満足度が非常に高い引越し業者として評価されています。さらに、インターネットを通じて簡単に見積もりを確定し、予約まで行える利便性も高く、多くの顧客から高評価を得ています。
これらの業者は、安さを重視する方にとって非常におすすめの選択肢となりますので、自分の引越しニーズに合った業者を選ぶことが重要です。
サービスの質を重視する方
- アーク引越センター
- サカイ引越センター
- アート引越センター
サービスの質を重視して丁寧な引越し業者を選びたい場合には、「アーク引越センター」を特におすすめします。アーク引越センターは、引越し侍の引越しランキング、作業員の対応、作業スピードの面でトップ3に入る高い実力を誇っています。また、この業者は自社でオリジナルの梱包資材を開発するなど、安全かつ迅速な引越しの実現を目指して取り組んでいます。
次に、サカイ引越センターでは、引越し作業が終了した後に、家具の配置や照明、カーテンの取り付けなどのサポートを行う「10分間サービス」が非常に好評です。このサービスにより、忙しい引越し後でも安心して新居を整えることができる点が魅力となっています。
さらに、アート引越センターは信頼性が高い大手引越し業者であり、特に女性の一人暮らしの方には「レディースパック」を用意しています。このパックでは、女性スタッフが搬入・搬出を担当するため、女性のお客様にとって安心して利用できるサービスとなっています。
これらの業者は、いずれもサービスの質にこだわり、高い評価を得ているため、丁寧な引越しを希望される方にとって有力な選択肢となるでしょう。
最安値で引っ越すにはどうすればいいの?

とにかく安く引越しをしたいと考えている方には、以下の3つの方法をお勧めします。
相見積もりは最低でも3社は行う
安くて安全な引越しを実現するためには、相見積もりを取り、複数の業者を比較することが非常に重要です。
特に最も安く引越しをしたい場合には、簡易見積もりではなく、正式な見積もりを最低3社から取得することを強くお勧めします。
相見積もりを取ることによって、営業マンは他社よりも安く提供しようと努める傾向があります。
あまりにも多くの業者から見積もりを取ろうとすると、時間がかかり、比較が難しくなることがあります。
まずは一括見積もりを利用し、気になる業者を3社から4社に絞って、詳細な見積もりを依頼しましょう。
その際、営業マンから「その場で決めてくれれば…」といった提案があるかもしれませんが、即決せずに一度保留し、他社との比較を必ず行ってください。
また、大手業者と中小業者では、提供できるサービスやオプションの内容が異なるため、自分のニーズに合った業者を選ぶことが大切です。
値引き交渉は必須!
大手引越し業者の中には、値引きに応じない場合もありますが、それでも多くの場面で交渉が可能です。したがって、値引き交渉をしないのは非常にもったいないことです。
最も効果的な方法は、見積もり後に他社の金額を伝えることです。この場合、2社以上の見積もりが前提となります。
例えば、
- 〇〇社が40,000円だったのですが、御社もその金額以下にできないでしょうか?
- 御社にお願いしたいのですが、他社が安くて迷っています…
といった具体的な交渉が効果的です。
また、値引き交渉に加えて、無料サービスを増やしてもらうことも有効です。
例えば、以下のような無料サービスです。
- 無料ダンボールの枚数増加
- 耐震グッズ
- 荷物の殺虫サービス
- テレビの配線や電気工事など
さらに、契約したい引越し業者が決まっている場合、3社目に見積もりを取得することをお勧めします。
3社目に見積もりをすることで、他の2社との比較ができ、値引き交渉を行いやすくなります。
時間がない場合でも、ぜひこの方法を試してみてください。
見積もり比較サイトの特典をチェック
一括見積もりサイトの特典は意外と見落とされがちですが、サイトごとに異なるため、自分に合ったサイトを利用することが重要です。
特におすすめの一括見積もりサイトには「引越し侍」や「SUUMO」などの大手があります。これらのサイトを利用すると、多くの業者に一度に比較できるため、とても便利です。
一括見積もりサイトを利用する場合、複数の業者から連絡が来るというデメリットもありますが、多数の業者を一度に比較できるメリットがそれを上回ります。
さらに、特典も付与され、悪質な業者は最初から排除されているため、利用するメリットが大きいと言えるでしょう。
引っ越し業者の見積もり前に準備しておくこと

引っ越し業者に見積もりを依頼する際には、事前に準備しておくべきことがあります。
ここでは、見積もり前に行っておくと良い3つのポイントをご紹介します。
新居へ運ばない荷物を分けておく
荷造りはダンボールをもらってから始めても問題ありませんが、見積もりの段階で運ばない荷物はあらかじめまとめておくことが重要です。
運ぶ荷物と認識されてしまうと、荷物の量が増え、それに伴って料金が高くなることがあります。
特に、洗濯機や冷蔵庫などの大型家電は運搬料が高額になりがちですので、運ばない場合は事前に営業マンにその旨を伝えておきましょう。
新居の住所や道幅、階数などを確認しておく
見積もり時には営業マンが新居の情報を確認しますが、こちらでも事前に新居の住所や道幅などを把握しておいて、営業マンに伝えることが大切です。
また、新居にエレベーターがあるかどうか、トラックを止めるスペースが確保できるかといった点も確認しておきましょう。
例えば、トラックが近くに止められない場合や、一戸建ての場合は玄関から荷物を入れられないこともあり得るため、階段を使って誰かが窓から搬入しなければならないケースが発生することがあります。これらの場合、当日追加料金が発生するので事前に注意深く確認しておくことが重要です。
引っ越しの日程や時間帯を考えておく
引越しの日程については、平日の時間帯お任せ便を利用すると、費用を抑えることができます。
そのため、希望する引越し日はピンポイントで指定せず、ある程度の幅を持たせた日程で複数日を提案する方が交渉の際に有利です。
よくある質問

ここでは、引っ越しに関するよくある質問について詳しく解説します。
引っ越しの予約はいつまでにすればいいの?
引っ越しの予約タイミングは、時期によって異なります。閑散期(4月から12月)の引越しであれば、引越し予定日の1ヶ月以内に予約をしても問題ありません。
しかし、繁忙期(1月から3月)の場合、予約が1ヶ月前に埋まってしまうことがよくありますので、なるべく早めに、理想的には2ヶ月前に予約を取ることをお勧めします。
引っ越し業者の見積もりをメールで依頼できる?
引越し業者への見積もりをメールのみで行うことは可能ですが、最終的には各業者の判断に依存します。
単身者向けや荷物が少ない引越しの場合、メールでの見積もりでも比較的対応可能ですが、家族向けや荷物の多い単身の引越しについては、訪問見積もりを推奨する業者が多いのが現実です。
悪質業者に追加料金を請求された場合はどうすべき?
もし悪質な業者に追加料金を請求された場合、まずは消費者センターに相談することが重要です。それでも納得がいかない場合、業者側の非が明確であれば全日本トラック協会に連絡するのも一つの方法です。
連絡をする際には、証拠の提示を求められることもあるため、関連する証拠としての写真を撮っておくことをお勧めします。
女性でも安心して利用できる引っ越し業者はある?
はい、女性でも安心して利用できる引っ越し業者は存在します。たとえば、アート引越しセンターでは、引越し当日の作業を全て女性スタッフが行う「レディースパック」というプランを提供しています。
また、SGムービングでは「レディースムービング」というサービスがあり、見積もりから荷造り、荷解きまでを全て女性スタッフが対応してくれます。
オンラインの見積もりは相場より高くならないか?
オンラインでの見積もりは基本的には簡易的なものと考えてください。
そのため、実際の見積もり金額とずれが生じることがあります。
相場よりも高くなることはありませんが、逆に安くなることもないため、あくまでも目安として考えるのが妥当です。
引っ越し業者が荷物を破損させてしまった場合はどうすればいい?
もし引越し作業中に物損事故が発生した場合は、まず現場の責任者に速やかに報告します。
その際、壊れてしまったものや傷がついた箇所の写真を撮って、証拠として保管しておくことが重要です。
また、引越し後に物損を見つけた場合には、できるだけ早く引越し業者に連絡をしてください。
大体の業者は破損の状態を確認しに来て、適切な対応を行ってくれます。
見積もりに来た営業マンの態度をチェックするべき?
営業マンの態度をしっかりチェックすることは非常に重要です。営業マンの態度が良い場合、その引越し業者が教育をしっかり行っている可能性が高いからです。
教育が行き届いた業者であれば、万が一のトラブル時にも適切に対応してくれるでしょう。
営業マンに注目すべきポイントとしては、訪問時の挨拶、丁寧な説明、しっかりした情報収集、アフターフォローの対応などがあります。
また、他社の悪口を言ったり、しつこく即日契約を強要してくるような業者には注意が必要です。
まとめ
この記事では、引越し業者のおすすめ10社およびタイプ別のおすすめ業者について詳しく紹介しました。
引越し業者選びで失敗しないためには、口コミの確認や相見積もりを行うこと、さらには無料のオプションがどこまで含まれるかをしっかり確認することが重要です。
また、見積もりを取る際には事前に必要な準備をしっかり行うことも大切です。
安さや満足評価を基にしたランキングやタイプ別のおすすめ業者を参考にしながら、相見積もりを行い、自分に合った引越し業者を選びましょう。
大手の比較サイトを利用することによって、お得な特典も受けられるため、業者選びで迷った際にはぜひ活用してみてください。