【保存版】洗面台リフォームの費用相場と交換工事の注意点まとめ
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洗面台の水栓に不具合が発生したり、洗面ボウルにヒビが入ったりした場合、洗面台のリフォームを検討するタイミングです。
リフォームを行うにあたって、どの程度の費用がかかるのか、またどのような洗面台を選べばよいのか、悩む方も多いのではないでしょうか。
今回は、洗面台リフォームにかかる費用の相場やおすすめの洗面台の選び方について、詳しく解説します。また、リフォーム前に注意すべき点についても紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
洗面台リフォームの基礎知識、メリット・デメリット
ここでは、洗面台リフォームの種類や交換の目安、リフォームを行うことのメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
リフォーム内容の種類と工事内容
洗面台のリフォームには、大きく分けて次の2種類があります。
- 洗面台だけを交換するリフォーム
- 洗面所全体をリフォームする工事
それぞれの工事内容について見ていきましょう。
洗面台だけを交換するリフォーム
洗面台のみを取り外し、新しい洗面台と交換するリフォームです。
リフォームを検討するきっかけとなるケースは以下となります。
- 洗面台が古くなり、機能的に問題が発生している場合。
- 洗面台の汚れが目立ち、見た目が気になる場合。
部分的な修理で済む場合もありますが、洗面台全体を交換することで機能性が向上し、より快適に使用できるようになります。工事は半日から1日ほどで完了することが多いです。
洗面所全体をリフォーム
洗面台の交換だけでなく、洗面所の床材や窓まわりまで含めた全体のリフォームを行います。
このリフォームでは、以下のようなことも可能です。
- 床材や壁紙の張り替え。
- 洗面台や洗濯機の配置変更。
洗面台単独のリフォームよりも自由度が高く、理想的な洗面空間を実現できます。
なお、工事期間は規模によって異なりますが、1~4日程度かかることが一般的です。
洗面所が使用できない期間が長くなる点に注意が必要です。
洗面台交換の目安
洗面台の交換時期は、一般的に10~20年が目安とされています。
ただし、以下のような問題が発生した場合は、それより早く交換が必要になることもあります。
- 洗面ボウルのヒビや破損。
- 蛇口と給排水管の劣化。
- 排水口に頑固な黒カビや汚れが付着して取れない場合。
部品の交換で対応できるケースもありますが、部品の生産が終了している場合は洗面台全体の交換が必要です。
洗面台の種類と特徴
洗面台には以下の3つのタイプがあります。それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。
● システム洗面台
● 造作洗面台
ユニット洗面台
ユニット洗面台は、メーカーが水栓や洗面ボウル、鏡、キャビネットを一体化した状態で販売している洗面台です。
間口のサイズや扉の色も選べるものも多く、価格帯も幅広いのが特徴ですリーズナブルなものから高級モデルまで選択肢が豊富で、比較的手軽に導入できるのがメリットです。
システム洗面台
システム洗面台は、システムキッチンのように水栓や洗面ボウル、鏡などを自分好みに組み合わせられる洗面台です。
ユニット洗面台よりも自由度が高く、自分のライフスタイルや好みに合った仕様を実現できます。
造作洗面台
造作洗面台は、工務店に依頼して完全オーダーメイドで作る洗面台です。
すべてのパーツを自由に選ぶため、製品にはないオリジナルデザインが可能です。
高いパーツを組み合わせると費用がかさむ点には注意が必要です。
洗面台リフォームのメリットとデメリット
洗面台をリフォームするメリットやデメリットは、次のとおりです。
- 用途が増える
- 収納スペースを増やせる
- 手入れがしやすくなる
リフォームで機能性をアップさせれば、洗面台の用途を増やせます。
たとえば大きな洗面ボウルやシャワー機能付き水栓を導入すれば、洗面台で髪を洗うことも可能です。
洗面所周りに収納キャビネットを新設することで、より多くの物を整理整頓できます。
また、ハイバックタイプの洗面台にすることで、汚れが付きにくくなり掃除が楽になります。
- 費用がかかる
- 一時的に使えなくなる/li>
リフォーム工事中は洗面台が使用できなくなるため、キッチンなどの代用が必要です。
洗面所リフォームは部分修理よりも高額になる場合が多いです。
リフォーム費用を抑えたい場合、大手の「SUUMOリフォーム」などを活用すると、予算内で理想的なリフォームが実現できる可能性があります。コストを抑えたい方は、ぜひチェックしてみてください。
洗面台リフォームの費用相場と内訳
洗面台をリフォームする際に、どの程度の費用が必要になるのかは、多くの方が気になる点だと思います。
今回は、洗面台リフォームの費用相場とその内訳について詳しくご説明します。
洗面台の交換にかかる費用の目安
洗面台の交換にかかる費用は、洗面台のサイズやグレード、オプションの有無などによって異なりますが、一般的には10万円~25万円程度が相場です。
さらに、洗面室全体のリフォームを行う場合には、床材や壁紙の張り替え費用も加算されるため、15万円以上を見積もってもおすすめします。
洗面台リフォーム費用の内訳
洗面台リフォームの費用は、洗面台本体費、工事費がかかります。
床材や壁紙を交換する場合は、張り替え工事費も必要です。
洗面台リフォームの内訳 | 費用の目安 |
---|---|
洗面台本体費 | 10万~30万円ほど |
洗面台の交換工事費 | 3万~5万円ほど |
床材・壁紙の張り替え費 | 3万~6万円ほど |
洗面台本体費
洗面台本体費は、選ぶ洗面台の種類やグレードによって大きく変わります。
低価格モデルは10万円未満、スタンダードタイプは10万~30万円ほどです。
ハイグレードタイプや収納キャビネットを追加する場合や特殊なオプションを選ぶ場合には、50万円以上かかるケースもあります。
洗面台交換工事費
洗面台を交換するための工事費の相場は、約3万~5万円です。
この費用には、古い洗面台の取り外しと売却費が含まれる場合がほとんどです。工事の内容が複雑になるその場合は、追加費用が発生する可能性もあるため、事前に確認しておくことが大切です。
床材・壁紙の張り替え費
洗面台の交換と合わせて、洗面室の床材や壁紙を新しくする場合は、約3万~6万円の費用が必要です。張り替えの素材や地域によって費用が変動するため、リフォーム計画の際にてお見積りいたします。
リフォーム費用を考えるためのコツ
リフォーム費用を抑えながら、満足度の高い仕上がりを実現するためのポイントをいくつかご紹介します。
- メーカーにこだわりすぎない
- 既製品と造作を組み合わせる/li>
- 一優良業者に依頼する/li>
メーカーにこだわりすぎない
特定のメーカーにこだわらず、複数のメーカーの商品を比較検討することが重要です。
機能性やデザイン性に優れた洗面台は、多くのメーカーから販売されています。
メーカーにこだわりすぎず、比較・検討することでコストを抑えられます。
既製品と造作を組み合わせる
完全にオーダーメイドの造洗面台を作ると高額になりがちですが、製品と安価でコストを抑えることが可能です。
以下のような工夫を取り入れて良いと思います。
- 洗面ボウルやキャビネットは兼用製品を使用する。
- 鏡や照明は別途購入し、設置することでオリジナリティを演出。
- シンク下の収納をオープンタイプにし、かごやキャスター付きボックスで整理する。
これらの方法を活用することで、製品と造作の良いものを組み合わせた、コストパフォーマンスの高い洗面空間が実現できます。
優良業者に依頼する
リフォームの成功には、「優良な業者に適正な価格で工事してもらう」ことが最も重要です。
そのために必要なことは、複数のリフォーム会社に見積もりを依頼した上で、契約する業者を見極めるようにしましょう。
業者選びに不安がある場合は、「SUUMOリフォーム」などのポータルサイトを活用するのもおすすめです。
SUUMOの無料アドバイザーに相談すれば、優良業者を紹介してもらうだけでなく、費用やプランについてのアドバイスも受けられます。
洗面台リフォームの施工事例と工期目安
洗面台リフォームの施工事例や工期の目安について、費用について詳しく解説いたします。
20万円未満でできるリフォーム施工事例
洗面台を交換するだけのシンプルなリフォームであれば、20万円未満で済むこともあります。
同様に、ユニット洗面台やシステム洗面台の標準的なグレードを選択した場合、リフォーム費用は10万円~ 20万円程度が相場です。
工事期間も比較的短く、通常は半日~1日程度で完了するケースが一般的です。
【施工事例】LIXILピアラに交換
リフォーム費用 | 16 万円 |
リフォーム期間 | 1 日 |
建物形態 | 戸建リフォーム |
この施工事例では、一面鏡タイプの洗面台から、優れた三面鏡タイプの「ピアラ」に交換されています。
スッキリとしたデザインで、収納スペースも確保されているため、日常的な使いやすさが向上しています。
20~50万円でできるリフォーム施工事例
費用が20万円~50万円の範囲になると、選べる洗面台のグレードやリフォームの内容が広がります。
ちなみに、スタンダードタイプから少しグレードの高い洗面台を選ぶ場合や、床材や壁紙を張り替える場合などが含まれます。
内装リフォームを伴う場合の工期は、1~4日程度が目安です。
【施工事例】LIXIL LCに交換
リフォーム費用 | 40万円 |
リフォーム期間 | 3日 |
この事例では、のような高級感をイメージし、LIXILの「LC」に交換されています。優れた空間が実現しました。
50万円以上のリフォーム施工事例
費用が50万円以上になるリフォームでは、ハイグレードな洗面台への交換や、床や壁、窓まわりを含む内装全体のリフォームが可能です。
また、洗面台の配置を変えるリフォームの場合には、電気工事や配管工事が必要となるため、費用がさらに高額になる傾向があります。
洗面台の位置を移動させるリフォームでは、移設工事だけで20万円~30万円程度がかかる場合もあります。工期は、規模によりますが、1~4日程度が目安です。
【施工事例】TOTOオクターブに交換
費用 | 80万円 |
施工期間 | 2日(全体) |
形態 | マンション |
築年数 | 47年 |
この事例では、洗面台の交換だけでなく、洗濯機の構成変更も含まれています。
スタンダードクラスの「オクターブ」に交換したことで、機能性が向上し、構成変更により洗面空間の課題が解消されました。
このように大きな悩みのあるリフォームは、費用が50万円以上になることが多いですが、長期的な満足度の高い仕上がりが期待できます。
おすすめの洗面台・化粧台ランキング
洗面台の選び方は、価格やデザイン性、機能性によって大きく異なります。
ここでは、「安さを重視する場合」と「デザイン性を重視する場合」の2つの観点から、おすすめの洗面台をランキング形式でご紹介しますでご紹介します。
なお、記載されている価格はメーカー希望小売価格ではなく、リフォーム会社や販売店での洗面台本体価格を基準とした参考価格です。
安心で選ぶおすすめ5選
リーズナブルで実用的な洗面台をお探しの方に向けて、コストパフォーマンスの高いおすすめ洗面台を5つご紹介します。
1. LIXIL(リクシル)オフト
メーカー | LIXIL(リクシル) |
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シリーズ | オフト |
間口 | 500/600/750mm |
価格 | 3万~9万円程度 |
標準的な機能を備えたリーズナブルな洗面台です。
扉や洗面ボウルの色、水栓のタイプを複数のパターンから選ぶため、室内のインテリアに合わせてコーディネートできます。
また、コンパクトな奥行きなので、リフォームにも最適です。
2.TOTO(トートー)Vシリーズ
メーカー | TOTO(トートー) |
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シリーズ | Vシリーズ |
間口 | 600/750mm |
価格 | 4万~12万円程度 |
他社メーカーと比べるとTOTOの洗面台は価格が高めですが、VシリーズはTOTOの中でもお手頃価格です。
モダンなホワイトから木目調までの扉のバリエーションが用意されており、上品で落ち着いた空間を作ります。引き出し式のハンドルシャワーやお手入れしやすい排水口など、機能面でも優れています。
3.クリナップ BGAシリーズ
メーカー | クリナップ |
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シリーズ | BGAシリーズ |
間口 | 600/750mm |
価格 | 2万~16万円程度 |
コンパクトなフォルム(500mm)が特徴の洗面台で、スクエア型の洗面ボウルがスッキリとした印象を与えます。
洗面ボウルが普及しているので手洗いがしやすく、ストレスなく使えます。
扉の色は光沢のあるホワイトや木目調など、4色から選択でき、さまざまなテイストの洗面空間に合わせる事が可能です。
4.Panasonic(パナソニック) エムライン
メーカー | Panasonic(パナソニック) |
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シリーズ | エムライン |
間口 | 600/750mm |
価格 | 3万~8万円程度 |
洗面ボウルに人造大理石を採用しており、耐久性が高く割れにくいのが特徴です。
見た目420mmとコンパクトな設計なので、省スペースで設置できます。 扉はシンプルなホワイトで、どんな空間にも調和します。
5.タカラスタンダード オンディーヌ
メーカー | タカラスタンダード |
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シリーズ | オンディーヌ |
間口 | 600/750mm |
価格 | 4万~18万円程度 |
ホーロー製の洗面ボウルを採用しており、耐久性が高いので長持ちしやすいのが特徴です。
汚れが付きにくく、お手入れも簡単です。 デザインは、低価格な「デッキ水栓タイプ」とスタイリッシュな「ハイバックタイプ」から選べます。
おしゃれさで選ぶおすすめ5選
デザイン性や高級感を重視するおしゃれな方に向けて、洗面台を5つご紹介します。
1.LIXIL(リクシル) ルミシス
メーカー | LIXIL(リクシル) |
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シリーズ | ルミシス |
間口 | 760~1,850mm(50mm単位) |
価格 | 16万~81万円程度 |
石目模様のカウンターが特徴で、高級感のあるデザインが魅力です。
カウンターや収納扉、バックパネルの色を自由に選べることができ、自分好みの洗面空間を実現できます。
間口のサイズや収納バリエーションが多いため、さまざまな環境に合わせやすく、リフォームにも適した洗面台です。
2.TOTO(トートー) エスクアLS
メーカー | TOTO(トートー) |
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シリーズ | エスクアLS |
間口 | 750~1,800mm(プランにより異なる) |
価格 | 35万~54万円程度 |
洗面ボウルの位置がセンターにあるデザインと、片側に寄せたデザインが選べます。
片側にデザインする場合、カウンタースペースを活用できるため、メイクや家事スペースとしても利用可能です。
モダンなデザインからナチュラルなデザインまで、幅広いデザインが特徴的です。
3.タカラスタンダード エリーナ
メーカー | タカラスタンダード |
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シリーズ | エリーナ |
間口 | 750/900/1,000/1,200/1,350/1,500/1,650mm |
価格 | 22万~90万円程度 |
クォーツストーン製のカウンターが特徴で、高級感のある仕上がりです。
足元がフロートタイプになっており、空間が広く見えるデザインです。
扉も木目調や石目調のバリエーションがあり、上質でワンランク上の洗面空間が実現できます。
4.クリナップ ティアリス
メーカー | クリナップ |
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シリーズ | ティアリス |
間口 | 750/900/1,000/1,200/1,350/1,500/1,650/1,800mm |
価格 | 18万~54万円程度 |
独自のアクリル系人工大理石を使用したカウンターが上品な印象を与えます。
ステンレス製の収納は湿気に強く、カビやサビの心配はありません。
シンプルなデザインで、閉鎖的な空間に設置しても圧迫感がなくスッキリと収まります。扉の色は9色から、取っ手も2色から選べます。
収納スペースはステンレス素材を使用しているため、湿気の多い洗面空間でもカビやサビの心配がありません。
5.WOOD ONE(ウッドワン)無垢の木の洗面台
メーカー | WOOD ONE(ウッドワン) |
---|---|
シリーズ | 無垢の木の洗面台 |
間口 | 600~2,700mm(5mm間隔)※プランにより異なる |
価格 | 18万~42万円程度 |
タイルや人工大理石に無垢の木を組み合わせたユニットタイプと、無垢集成材のカウンターに、水栓と洗面ボウルを組み合わせたオープンタイプがあります。
無垢材の風合いが魅力で、ナチュラルなテイストを求める方に最適です。木の温もりを感じられる空間を演出できます。
無垢材の樹種や取っ手、水栓の形などを複数の種類から選んで組み合わせられるので、ナチュラルテイストの家に最適なオリジナル洗面台をつくれます。
大手ホームセンターの洗面台リフォーム工事を比較
洗面台のリフォームは、大手ホームセンターや家電量販店のリフォーム工事費の目安です。
費用の目安や特徴、注意点を詳しく比較してご紹介します。
ニトリ
全国展開する家具・インテリア商品で有名な「ニトリ」では、洗面台リフォームに対応しています。
洗面台の交換に加え、カーテンや家具にも、小物などのインテリア全体をトータルでコーディネートできるポイントが特徴です。
ニトリオリジナルの洗面台は、標準的な機能を備えており、価格が比較的手頃です。ちなみに、大手住宅設備メーカーが提供する特別なオリジナル機能はありません。
リフォーム費用の目安
基本工事費と配送料は地域により異なります。
基本工事費 | 4万6,900円~ |
配送料 | 3,300円~ |
地域によって基本工事費と配送料が異なるため、事前確認が必要です。
注意点
- 商品本体価格に加え、基本工事費と配送料がかかります。
- リフォーム費用は最大限前払い制となっています。リフォームローンを利用することも可能です。
- 価格を重視するために、他社のリフォームサービスと比較検討するのがおすすめです。
業者選びで困っている人は、大手のリクルートが運営する「SUUMOリフォーム」を活用するという方法があります。
予算などの希望に合わせてアドバイザーが優良業者を厳選してくれるため、安心してリフォームを任せらます。
無料で利用できるサービスなので、業者選びで迷ったときはぜひ活用してみてください。
LIXIL(リクシル)
LIXILの「LIXILリフォームショップ」では、厳しい審査基準をクリアした全国の加盟業者が施工を担当します。
リフォーム内容が決まっていない場合には、「リフォーム相談サービス」を利用して、専門のリフォームコンシェルジュからサポートを受けることができます。
リフォーム費用の目安
- 洗面台本体費+工事費:10万~25万円程度
施工店や工務店により費用が変動します。
注意点
- 工事費用やアフターサービスの内容が施工業者によって異なるため、依頼前に確認する必要があります。
- リフォーム後の対応についてもしっかりと比較検討することをおすすめします。
カインズ
大手ホームセンター「カインズ」では、リフォームコーナーで相談が可能です。
キャンペーンやリフォームパックの利用で費用を考えることができ、お支払いによりカインズポイントが貯まるポイントも魅力です。
リフォーム費用の目安
- 洗面台本体費:33,000円~
提携する地元工事業者が施工を行うため、費用は業者によって異なります。
注意点
- 洗面台はLIXILとTOTOの2メーカーのみ対応。 その他のメーカーを希望する場合は、別のリフォーム会社に依頼する必要があります。
- 対応エリアが限定されているため、北海道・沖縄・四国などのエリアでは事前確認が必要です。
ケーズデンキ
ケーズデンキでは、大型家電の取り付け工事は行っていますが、洗面台などのリフォーム工事は取り扱っていません
ヤマダ電機
家電量販店「ヤマダ電機」では、リフォーム工事も実施しています。
スマホやタブレットで撮影した画像だけで見積もりを作成できる便利なサービスがあります。
また、完成予想をCGやVRで確認できるため、仕上がりのイメージがつきやすい点が特徴です。
リフォーム費用の目安
- 本体価格帯:15万~30万円
注意点
- 提携している地元のリフォーム店や工務店が施工を行うため、サービス内容や対応にばらつきが出る可能性があります。
- 工事を依頼する際は、業者の評判や対応をよく確認することが大切です。
コーナン
近畿地方を中心に展開するホームセンター「コーナン」では、リフォームコーナーが設置されており、気軽に相談ができます。
さらに、ネットショップ「コーナンeショップ」を利用すれば、24時間いつでもリフォームの申し込みが可能です。
楽天ポイントの利用・貯蓄が可能で、楽天ユーザーには便利です。
リフォーム費用の目安
洗面台取り付け費(間口750mmまで) | 2万2,000円~ |
既存洗面台の処分費(間口750mmまで) | 5,500円~ |
注意点
- 提携リフォーム業者が施工を行うため、技術や対応にばらつきがある可能性がございます。
- 全国対応ではないため、対応地域を事前に確認してください。
洗面台のサイズと洗面ボウルの選び方について
洗面台リフォームを計画する際には、正しいサイズや洗面ボウルのタイプを選ぶことが重要です。
ここでは、自宅に合った洗面台を選ぶための手順やポイントについて詳しく解説します。
自宅の洗面所、洗面台の寸法を測る
洗面台を選ぶ際には、洗面台の「間口(幅)」「高さ」「考え方」のサイズを決める必要があります。
最初に、現在設置している洗面台の寸法や、洗面所内で空きがあるスペースを測定しましょう。
サイズを測るポイント
以下の項目を正確に測定してください。
- 洗面台の手すり(幅)
洗面台が佇む横幅のサイズを測ります。 - 洗面台全体の高さ
床から洗面台の天板までの高さを確認します。 - 洗面台の視界
壁から洗面台前面までの距離を測ります。 - 床から洗面ボウルまでの高さ
体への負担を軽減するために重要なポイントです。 - 左右の空いているスペース
洗面台の左右にどれくらいの余裕があるか測ります。 - 洗面台トップから天井までのスペース
や照明収納棚を設置する際に必要なスペースを確認します。
一般的に、洗面台の高さは「身長 ÷ 2」で計算するのが目安です。
同様に、身長160cmの場合、洗面台の高さは約80cmが適切とされています。体に負担がかからないものを選びましょう。
希望するデザインや機能の優先順位を決定する
理想の洗面台を選ぶ際には、機能や機能を優先してデザインを選びやすくなります。
検討すべきポイント
- 現在の課題を明確にする
「洗面台が狭い」「掃除がしにくい」など、現在の課題をリストアップします。 - 希望の機能を選んで
衛生的なタッチレス水栓や明るい照明など、必要な機能を挙げてみましょう。 - 予算を優先する
優先順位を付けた上で、どこに費用をかけ、どこで妥協するか明確にします。
こうすることで、予算内で希望を叶える洗面台が見つかります。
鏡の種類を選ぶ
洗面台の鏡は、空間の雰囲気や眺めを大きく左右します。
鏡のタイプ
- ミラーキャビネットタイプ
鏡の裏に収納スペースがあり、日用品をすっきりと収納できます。 - 壁一面の鏡
洗面所全体を広く見せる効果があり、デザイン性も高いです。 - インテリアショップで購入する鏡
洗面台本体は共製品を選び、鏡は別で購入して個性的な空間を作るのもおすすめです。
鏡のデザインやサイズは、洗面所全体の印象を大きく変えるため、慎重に選びましょう。
洗面ボウルの選び方
洗面ボウルは、デザインや実用性によってさまざまなタイプがあり、選ぶ次第で使いやすさが大きく変わります。
洗面ボウルのタイプ
- カウンターと一体化したタイプ
シンプルで掃除がしやすいのが特徴です。 - カウンター上に置かれたタイプの
デザイン性に優れており、スタイリッシュな空間を演出します。 - 付け壁タイプ
の狭いスペースにも設置しやすく、ミニマルなデザインが魅力です。
洗面ボウルの形状
- スクエア型:スッキリとした印象で収納スペースと相性が良いです。
- 楕円形タイプ:柔らかいデザインでリラックス感を演出します。
使用頻度や目的に合わせて、広さや深さを選ぶことがポイントです。
手洗いの頻度が高い場合は、広くて深さのあるものが適しています。
引き出しタイプや収納キャビネットの選び方
洗面台の収納は、影響を大きく左右します。リフォームを機に収納スペースを見直しましょう。
収納を検討する際のポイント
- 収納するアイテムをリストアップ
タオル、歯ブラシ、メイク道具など、収納したいものを明確にします。 - 収納方法の工夫
- 引き出しタイプ:意識を仕分けて収納しやすい。
- キャビネットタイプ:高さのあるボトルや洗剤を収納しやすい。
- コストを節約する
収納スペースの追加で予算オーバーになる場合は、別の収納場所を確保したり、持ち物を減らしたりして対応しましょう。
洗面台リフォームの注意点
洗面台のリフォームは、給排水工事や電気配線工事を伴うため、大がかりな作業となります。
漏れや洗面ボウルの破損といったトラブルが発生するリスクが高まるため、信頼できる業者に依頼するのがおすすめです。
ここでは、洗面台リフォームを成功させるために注意すべきポイントを3つに分けて詳しく解説します。
- 洗面所全体の広さと配管、電気設備の位置を確認しておく
- リフォーム後の動線、掃除のしやすさをイメージしておく/li>
- 悪質業者に依頼しないように契約内容をしっかり確認する/li>
洗面所全体の広さと配管、電気設備の位置を確認する
設置スペースを確認する
洗面台を新しくする際は、洗面所全体の広さやレイアウトを考慮することが重要です。 設置予定の洗面台が洗濯機や扉に干渉しないか、周囲の空間を圧迫しないかなど、全体のバランス見ながら選びましょう。
また、設置場所に希望する洗面台が入るだけでなく、日常生活で使いやすいかどうかも考慮してください。
給排水管の位置を確認する
新しい洗面台を設置する際には、既存の暗闇管と排水管を使用できるか確認する必要があります。多くの場合、配管の位置を変更せずに交換が可能ですが、接続位置が異なる場合は追加部品や配管の変更が必要となり、費用が大きくなる可能性があります。
さらに、配管の位置が邪魔になる場合、フルスライド式の収納キャビネットが取り付けられない場合もあります。この場合、配管経路を変更する工事が必要になるため、事前に見積りを確認しておくことが大切です。
コンセントの位置を確認する
洗面台が大きくなる場合、みんなのコンセントが隠れて使えなくなることがあります。この場合は、コンセントの移設工事が必要です。現在のコンセントの位置が新しい洗面台に適しているか、事前に確認しましょう。
リフォーム後の動線や掃除のしやすさをイメージする
動線を確認する
洗面台の位置を変更する場合、リフォーム後の動線をシミュレーションしておくことが重要です 。
洗面台は家族全員が頻繁に使う場所です。
掃除のしやすさを考慮する
洗面台の手入れがしやすいかどうかも重要なポイントです。
次のような特徴を持つ洗面台を選んで、掃除の手間を考えます。
- 蛇口や排水口に汚れが付きにくい機能があるタイプ
水垢やヌメリがつきにくい設計のものがおすすめです。 - 洗面ボウルとカウンターにつなぎ目がない
つなぎ目がないので、掃除が簡単です。
悪質業者に依頼しないために契約内容をしっかり確認する
見積もりの比較
リフォーム業者に依頼する際は、複数の業者から見積りを取得し、費用の相場を把握することが大切です。見積り内容を比較することで、適正な価格と信頼できる業者を見極められます。
契約内容の確認
見積りに不明な点がある場合は、契約前に必ず質問して解消してください。
- 追加請求の可能性があるか
- 工事後のアフターサービスがどのような内容か
解決しない契約内容はトラブルの原因になるため、明確な契約を結びましょう。
信頼できる業者を選ぶ
対応が丁寧で信頼できる業者を選ぶことが重要です。 口コミや評判を含めて、施工実績を確認することで、信頼性を高める材料に判断しましょう。
洗面台をリフォームする際の手順と注意点
洗面台のリフォームは、家の中で重要な役割を果たす場所を刷新するための作業です。
ただし、給排水工事や電気配線工事を伴う場合は、有資格者が対応しなければなりません。
DIYで施工する場合は、作業範囲を慎重に考えることが重要です。
ここでは、DIYで行うリフォームの手順や注意点について詳しく解説します。
どこまで自分で作業を行うかわかる
洗面台をリフォームする場合、作業内容を明確にし、どこまでを自分で対応するか判断することが重要です。
簡単なリフォームの例
- 外観のリメイク
シートを使って洗面台をモザイクタイル柄や木目調にアレンジできます。防水タイプを選べば、水踏みによる汚れも防止できます。 - 鏡の変更
他のミラーキャビネットを取り外し、性の高い鏡を整えるだけで空間の印象を大きく変えられます。 - 収納スペースの増設
壁にウォールシェルフを設置することで、タオルや小物を整理できます。穴を開けずに設置できるシェルフもあるので、賃貸でも活用可能です。
DIYで洗面台を交換する流れと手順
給排水管工事は、原則として有資格者が担当する必要があります。
配管が適切に接続されていない場合、水漏れなどのトラブルが発生する危険があります。
さらに、作業に不慣れな状態で洗面台の交換を行うと、洗面台が倒れてケガをする恐れがあり、大変危険です。
DIYでリフォームを考えている方は、作業に伴うリスクを十分に理解した上で取り組むことが大切です。
ここでは、洗面台を交換する際の基本的な手順をご紹介します。
必要な工具と費用の目安
洗面台を交換する際に必要な工具とその費用は以下の通りです。
- モンキーレンチ:1,000~2,000円程度
- 電動ドライバー:3,000~10,000円程度/li>
- ホールソー:1,000~3,000円程度/li>
- バケツ:500~1,000円程度
- 雑巾:100~200円程度/li>
工具を一式揃えると、合計で6,000~16,000円程度の費用がかかります。
洗面台交換の具体的な手順
既存の洗面台を取り外す前に、自宅の水道メーターボックスにある給水管の止水栓や、洗面台の止水栓を右回りに回して閉めておきます。
洗面台の電源も、コンセントから抜いておきます。
手順1.ミラーキャビネット(鏡台)を取り外す
上部のミラーキャビネットは、壁にネジで固定されています。
電動ドライバーでネジを外してから、ミラーキャビネット部分を取り外します。
手順2.給水ホースを取り外す
洗面ボウル下の給水栓と洗面台の給水ホースの接続部分を、モンキーレンチを使って取り外します。
ホース内に残っている水が出てくる可能性があるので、バケツや雑巾を下に用意しておきます。
手順3.排水ホースを取り外す
床下に続いている排水ホースを取り外します。
手順4.洗面台本体のネジを取り外す
洗面台本体は壁にネジで固定されているので、電動ドライバーでネジを取り外します。
手順5.洗面台を撤去する
給水栓に引っかからないように注意しながら、洗面台を撤去します。
手順6.新しい洗面台に給水管・排水管を通す穴を開ける
新しい洗面台に、給水管・排水管を通す穴をあける必要があるので、洗面台を仮置きして穴を開ける位置を決めます。
位置を確認したら、ホールソーを使って穴を開けます。
手順7.新しい洗面台を取り付ける
洗面台本体を取り付けます。
手順8.水栓組み立てて洗面台に設置する
説明書を見ながら水栓の部品を組み立て、ホースと給水栓をモンキーレンチで取り付けます。
手順9.排水ホースをつなげる
床の排水口部分に付属されている防臭キャップをはめ込みます。
洗面台の排水ホースを洗面台に取り付け、床の排水口に差し込みます。
手順10.水漏れしないか確認する
止水栓を開けて水を出し、給水栓、排水口、ホース、水栓まわりに水漏れがないか確認します。
手順11.洗面台を壁に固定する
洗面台本体、ミラーキャビネット(鏡台)を壁にネジで固定します。
手順12.収納部品や電球を取り付ける
収納部品や電球を取り付けます。
手順13.電源を接続し通電を確認する
電源を接続し、通電が確認できたら作業は完了です。
ケガをした場合や洗面台が破損した場合は?
DIY作業中には次のようなリスクがございます。
- ケガ: 重量のある洗面台や部品を扱う際に落下させて手や足にケガをする可能性があります。
- 破損:洗面台やミラーキャビネットの落下で破損する恐れがあります。
保証が受けられない可能性
DIYで洗面台を破損した場合、メーカーの保証や返品を受けることが難しいです。また、やむを得ない工事による水漏れが発生すると、修理費用が高額になる可能性があります。
DIYは費用を抑えられる反面、労力やリスクが大きいです。
業者に依頼したほうが、労力もかからず短時間できれいに仕上げられます。DIYか業者に依頼するか、慎重に検討しましょう。
洗面台リフォームに関するよくある質問
洗面台リフォームを検討している方が気になるポイントについて、よくある質問とその回答をまとめました。
洗面台のリフォームに補助金は使えるの?
洗面台のリフォームでは、以下のような補助金制度を活用できる場合があります。
- 長期優良住宅化リフォーム推進事業
住宅全体の性能を向上させるリフォームを行う場合に利用できる補助金です。 - こどもエコすまい支援事業
エコ住宅や省エネ性能の高い設備を導入するリフォームを対象とした補助金です。 - 介護保険の住宅改修費補助
高齢者が使いやすい洗面台に改修する場合に利用できる補助金です。 - 地方自治体のリフォーム補助金
地域ごとのリフォーム補助金制度が適用される場合があります。
ただし、これらの補助金を申請するには、洗面台の交換だけでなく、条件を満たすリフォーム内容であることが必要です。
また、補助金制度には申請期間や予算の制限があり、予算が上限に達すると期間内でも終了受付となる場合がございます。事前に各制度の詳細を確認しましょう。
洗面台の交換を考えるきっかけはどんなときですか?
洗面台の交換を検討するタイミングとして、以下のような状況が挙げられます。
- 経年劣化による水漏れが発生
長年使用していると配管や接続部分が劣化し、水漏れが発生することがあります。 - 蛇口の故障
がなくなったり、水が出たりなどの不具合が発生したとき。 - 洗面ボウルの破損
ヒビや欠けができた場合は、交換が必要です。 - 排水口のカビや汚れ
黒汚れやカビや汚れが見受けられ、清掃が困難な場合。 - デザインの古さ
インテリアに合わせて新しいデザインに変更したい場合。 - 収納スペースの不足
収納が足りず、洗面台周りが回りがちな場合。
一般的には、10~20年を目安に交換するケースが多いようです。
マンションと戸建てでリフォーム工事に違いはありますか?
マンションと戸建てでは、リフォームに次のような違いがあります。
マンションの場合
- 関心が多い
配管や電気設備の位置が変更できない場合があります。また、変更可能な場合でも費用が高額になる場合があります。 - 管理規約の確認が必要
リフォームの際には、マンションの管理規約を確認し、事前に管理組合の許可を得る必要があります。
戸建ての場合
- 自由度が高い
配管レイアウトやを自由に変更できるため、理想のリフォームが可能です。
マンションでのリフォームは邪魔が多いため、計画の段階で十分に検討することが重要です。
古い洗面台の解放や処分はどうですか?
古い洗面台の処分方法は、自治体のルールによって異なります。
- 粗大ごみとして処分
手数料(1,000~1,500円程度)を支払い、自治体に収集してもらうか、指定の場所へ搬入します。 - 建築廃材として売却
自治体が指定する業者に売却を依頼します。 - リフォーム業者に依頼
リフォーム業者に依頼した場合、通常は解放から販売まで対応してもらえます。
事前に主催者や業者に確認し、適切な方法で処分してください。
洗面台を高くすることはできますか?
一般的な洗面台の高さは、床からボウル洗面台まで750~850mmですが、次のような方法で高さを調整することが可能です。
- オプション品を使用する
台輪などのオプション品を設置することで、約50mmほど高くすることができます。 - 高さ調整が可能な製品を選んで
身長に合わせて高さを選べるタイプの洗面台を導入すると、使いやすくなります。
自分の使いやすさに合った高いさを選ぶことが、快適なリフォームのポイントです。
まとめ
洗面台リフォームの費用は、業者に依頼した場合10万~25万円程度が一般的です。
交換のタイミングは10~20年を目安に、水漏れや故障、収納不足などが発生した際に検討するのがよいでしょう。
リフォームは大がかりな作業となり、水漏れや危険のリスクを伴います。
安全に進むためにも、信頼できる業者に依頼することをおすすめします。
また、補助金制度や売却方法についても事前に確認し、スムーズな改革を実現しましょう。
業者選びに迷った際は、「SUUMOリフォーム」などの無料相談サービスを活用してみてください。専門アドバイザーのサポートを受けながら、最適なリフォームを進めましょう。