SRE不動産の口コミは?不動産売却に強いと言われる理由を解説
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SRE不動産は、日本の不動産業界では珍しい「エージェント制」を採用しています。
この制度は「片手仲介」とも呼ばれ、売主または買主のいずれか一方の立場で仲介する契約方法です。このシステムは不動産業界で話題を呼び、他の企業と異なる独自性として注目を集めています。
さらに、SRE不動産は保守的な企業が多い不動産業界の中で、最新テクノロジーを活用した「AI査定」サービスを導入しました。このAI査定は、物件の価値をAIで評価する仕組みで、ここ数年でSRE不動産の知名度を高める要因となっています。
今回の記事では、SRE不動産について以下の点を詳しく解説します。
SRE不動産の会社概要
SRE不動産は「SREホールディングス株式会社」という社名で、ソニーグループの一員です。
不動産売買仲介や賃貸管理を中心に事業を展開しており、2014年4月に「ソニー不動産」として設立されました。営業開始当初から、AIやIT技術を積極的に導入し、革新的なサービス提供と高い顧客満足度が評価されています。
2019年には「SREホールディングス株式会社」に社名を変更し、同年12月には東京証券取引所に上場しました。
社名 | SREホールディングス株式会社 |
---|---|
本社 | 〒107-0061 東京都港区北青山3丁目1-2 青山セント・シオン2F |
代表者 | 代表取締役 西山 和良 |
電話番号 | 本社 03-6274-6550(代表) |
資本金 | 3,584,703千円(2021年3月31日現在) |
設立 | 2014/4/14 |
従業員数 | 150名※2021年4月1日時点 |
免許番 | 国土交通大臣免許(1)第009297号 |
公式HP | https://sre-group.co.jp/ |
支店とサービス対応エリア
SRE不動産のオフィスは、東京エリアに5か所、横浜エリアに1か所、大阪エリアに1か所の合計7か所に設置されています。
サービスの対応エリアは全国ではなく、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、兵庫県、京都府、奈良県に限られています。
ただし、対応エリア内でも取り扱いが難しい地域があるため、利用を検討する際は、最寄りのオフィスで確認することをおすすめします。
営業拠点名 | 住所 | 電話番号 | 営業時間 |
---|---|---|---|
青山本社 | 東京都港区北青山3丁目1-2 青山セント・シオンビル 2F | 03-6274-6550(代表電話) | 10:00~18:30 |
南青山オフィス | 東京都港区南青山1丁目1-1 新青山ビル東館2階 | 0120-213-919(フリーダイヤル) 03-6274-6556(不動産の売却) 03-6274-6552(不動産の購入) 03-6274-6516(資産活用のご相談) | 10:00~18:30 |
銀座オフィス | 東京都中央区銀座7丁目2-22 コリドースクエア銀座7丁目4階 | 0120-796-919(フリーダイヤル) 03-6274-6551(不動産の売却) | 10:00~18:30 |
池袋オフィス | 東京都豊島区南池袋2丁目-27-8 南水ビル5階 | 0120-213-955(フリーダイヤル) 03-6914-3602(不動産の売却) 03-6274-6553(不動産の管理) | 10:00~18:30 |
吉祥寺オフィス | 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目15-9 岩﨑吉祥寺ビル 7階 | 0120-213-770(フリーダイヤル) 0422-27-1360 | 10:00~18:30 |
横浜オフィス | 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-23−2 TSプラザビル11階 | 0120-213-977(フリーダイヤル) 045-594-7338 | 10:00~18:30 |
大阪オフィス | 大阪府大阪市中央区伏見町2-1-1 三井住友銀行高麗橋ビル8階 | 0120-213-811(フリーダイヤル) 06-4708-3340 | 10:00~18:30 |
SRE不動産の事業内容
SRE不動産は、AI技術やIT技術を活用して、不動産の売却や買取、購入、賃貸管理など、幅広い不動産関連サービスを提供しています。
不動産の売却仲介
不動産を売却する際、査定方法や販売戦略の違いによって、最終的な売却価格に数百万円の差が出ることもあります。
SRE不動産は、高度なAIやIT技術を駆使して独自の「高値売却手法」を導入しており、「高く売れる」「先進的なサービス」「知人に紹介したい」の3点で顧客から高く評価されています。
(※調査:GMOリサーチ株式会社、2021年12月24日〜27日)。
また、同社のエージェント制により、売主がより有利な条件で売却できることも魅力の一つです。
この「エージェント制」については後ほど詳しく説明します。
AI技術を活用した適正な価格査定
不動産を売り出す際、価格が高すぎると買い手が見つかりにくく、低すぎると利益を逃すリスクがあります。
SRE不動産では、ソニーグループと共同開発したAI技術を使い、過去や現在の売買データなどに基づいた精度の高い査定を実施。
客観的で正確な査定価格は透明性と公平性が高く、実際に売り出したときに「販売価格の妥当性」を購入希望者にアピールでき、高値+早期での売却が期待できます。
不動産の買取サービス
SRE不動産に売却を依頼しても一定期間(6か月)以内に売却が成立しない場合、買取保証サービスを利用できます。
これにより、引っ越し先が決まっている場合や、早急に現金が必要な場合でも、安心して売却を任せることが可能です。
ただし、対象エリアや物件に条件があるため、利用する際は最寄りのオフィスでの確認が必要です。
不動産の購入仲介
SRE不動産は、不動産の売却だけでなく、購入希望者のサポートも行っています。
購入者に有利な条件で物件を購入できるよう、多様な物件を広範囲に紹介し、他の不動産仲介会社が扱う物件も含めて選択肢を提供します。
さらに、購入資金計画や周辺地域の情報提供など、物件購入に関する幅広いコンサルティングも行い、総合的なサポートを提供しています。
賃貸管理と資産活用サポート
不動産の売却や購入サポート以外にも、賃貸管理や資産活用のサポートなども行っています。
賃貸管理
SRE不動産は、賃貸物件の入居者募集を「管理専門」の立場で行い、賃貸仲介会社のネットワークを活用して広く募集情報を届けます。
募集だけでなく、契約手続きや入居者対応、クレーム処理、更新手続き、退去の立ち合い、清算作業などの複雑な管理業務も一括してサポートしています。
また、建物の一括管理を依頼すると、全戸に「滞納保証」が無償で付与される点も魅力です。
資産活用サポート
SRE不動産では、土地や賃貸物件だけでなく、農地や工場など多様な不動産の売却や活用方法を提案しています。
「売る」「貸す」以外にも、節税や相続対策に関するコンサルティングを行い、幅広い視点から資産活用を支援しています。
この客観的で正確な査定価格の提供は、透明性と公平性を重視しており、信頼できるサポート体制となっています。
以上がSRE不動産の事業内容です。最新の技術と独自のサービスで、不動産の売却から管理、購入まで、幅広いニーズに応える体制が整っていることがわかります。
SRE不動産の強みと高評価の理由
SRE不動産は顧客満足度が93.2%と非常に高く、多くの利用者から高い評価を得ています。
その理由は、SRE不動産独自の「エージェント制」という仕組みにあります。
顧客に有利な「エージェント制」を採用
不動産の仲介には「片手仲介」と「両手仲介」の2種類があります。
- 片手仲介:売主または買主のどちらか一方からのみ仲介手数料を受け取る方式
- 両手仲介:売主と買主の両方から仲介手数料を受け取る方式
一般的に片手仲介の場合、担当者は顧客の利益を第一に考えて動きやすくなります。
一方、両手仲介の場合、担当者は売主と買主の両方に対応するため、どちらかの利益が犠牲になってしまうこともあります。
特に、売主は物件を少しでも高く売りたいと望み、買主はできるだけ安く購入したいと考えます。
両者の希望が対立すると、担当者が自社の利益を優先し、売主に値下げを促すことで早期成約を狙うケースが多くなり、売主が損をする可能性があります。
こうした事態を防ぐために、SRE不動産では片手仲介のみを採用し、売主もしくは買主の利益を第一に考えた対応を行っています。
この「エージェント制」は、海外では一般的な仕組みですが、日本の不動産業界では珍しく、他社との差別化にもなっています。
特に売主にとって大きなメリット
「エージェント制」は売る場合も買う場合もメリットがありますが、特に売主にとっての利点が大きいです。
なぜなら、買主の予算は固定されているため、仲介業者がそれを増やすことは難しいですが、売主の物件価格は交渉次第で高く設定できるからです。
例えば、両手仲介では売主と買主の担当者が同じ場合、担当者は早く契約を成立させて仲介手数料を確実に得ようとします。
その際、買主に予算を増やすように求めるのは難しいため、売主に対して「値下げしないと売却が難しい」と提案するケースが多くなります。結果として、売主が損をするリスクが高まるのです。
このように、両手仲介における担当者の利益優先の行動を「囲い込み」と呼びます。これは海外では法律で禁止されていますが、日本では禁止されていません。
そのため、両手仲介を避けたい場合、SRE不動産のような片手仲介を行う会社を選ぶことが現実的な方法となっています。
SRE不動産の対応エリア
SRE不動産の対応エリアは「東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、兵庫県、京都府、奈良県」に限られていますが、これらの地域に住んでいる方にはぜひ一度相談してみる価値のある会社です。
エージェント制を採用する会社が今後日本でも増えていくことが期待されますが、現時点ではSRE不動産が唯一の選択肢に近い存在です。
詳細はSRE不動産の公式サイトで確認できます。
SRE不動産の口コミ評判は?
SRE不動産を実際に利用した人の口コミを調べてみました。
良い口コミと悪い口コミの両方がありますので、利用を検討している方はぜひ参考にしてください。
良い口コミ
担当者の方が気さくであり、何より熱心に対応してくれたのが印象的でした。
売却するまでもっと時間がかかると思っていましたが、思っていたよりも早く売れ、高い金額で売れたため大変満足しています。
もちろん高く売れることも重要ですが、担当者の人柄も大切だなと感じました。
横浜の釜利谷にある家を売却することにしたのですが、とても高く買い取ってくれました。古い家だったので、もっと安い値段じゃないと売れないだろうと考えていたのですが、予想以上に良い結果が出て嬉しいです。
他の不動産会社とも並行して相談していたのですが、こちらの方が大幅に手数料が安くてお得でした。大手の会社が運営しているので、信頼性も高く安心感があります。そのうえ両手取引をしないと宣言しているので、誠実な会社だと感じます。利用して良かったと思います。
みん評:SRE不動産の口コミより引用
マンション物件の売却は初めてで期待より不安が強かったのですが、サポート面がきめ細やかで安心する事ができました。
さらにマンション売却までのスピードが早く、流石だと思いました。買取価格も希望に近く、今後の生活資金に繋がりました。こうしてマンションの売却に成功し、晴れやかな気持ちで日々の生活を過ごしています。
みん評:SRE不動産の口コミより引用
悪い口コミ
分からない事や相談事も嫌な顔せず対応してくれ安心して利用できました。
しかし、そこまで高い値がついた訳でもなく、売れないからと値下げ交渉があり、こちらもプロにお任せする方が良いと思い承諾しました。
もう少し粘っていたら値下げ前の価格で売れていたのかも…と少し心残りです。
他の方の口コミでも高く売れたと書かれており、期待していただけに残念に思えた。
担当者によって売却の提案がちがうのだろうか..
売却までに時間がかかり、思っていたよりも売却額が低かったので残念だった。
全国的に名が知られているので、サービスエリアも全国だと勝手に思い込んでしまった私のミスですが、思いのほか、サービスエリアが限られていて、ちょっと意外でした。メールで簡易的な物件価格の査定が出来る様だったので、利用出来なくて、残念です。
みん評:SRE不動産の口コミより引用
SRE不動産の良い口コミでは「高く売れた」「早く売れた」という声が多く、特に売主側には高評価を得ています。
SRE不動産は「エージェント制度」を取り入れており、片手仲介のみの新しい仲介スタイルが特徴です。ただし、この制度については賛否が分かれるようなので、仕組みをよく理解したうえでの利用が推奨されます。
また、SRE不動産の対応エリアは東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、兵庫県、京都府、奈良県に限定されているため、利用を検討する際は事前にエリアを確認することが重要です。
SRE不動産に関するよくある質問
ここでは、SRE不動産についてよくある質問を取り上げて、わかりやすく解説します。
SRE不動産の信頼性はどうなの?
SRE不動産は、ソニーグループの一員で、ソニーグループ株式会社やソニー銀行、ソニー生命保険などを含むソニーグループの傘下にあります。
ソニーの組織力や信頼性の高い企業基盤、そして最先端のAIやIT技術を駆使していることから、大切な不動産取引も安心して任せられる会社といえるでしょう。
SRE不動産の対応エリアは広がっている?
SRE不動産は、2014年8月に東京で営業を開始しました。
2018年には横浜オフィスを開設して神奈川県にも対応エリアを広げ、2019年には大阪オフィスを開設し、関西エリアにも進出しました。
現在の対応エリアは、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、兵庫県、京都府、奈良県です。公式サイトによれば、対応エリアの拡大を進めているとのことで、将来的には全国展開も期待されます。
他にエージェント制を導入している不動産会社はあるの?
エージェント制を導入している不動産会社は少数ありますが、SRE不動産のように完全に片手仲介を徹底し、売却エージェントと購入エージェントをしっかり分けている会社はほとんどありません。
SRE不動産の取り組みが注目されている理由の一つです。エージェント制の利点が認知され、今後同様のサービスを提供する会社が増えていくことが期待されています。
SRE不動産には悪評も多いと聞いたけれど、本当?
SRE不動産の片手仲介の取り組みは、日本の不動産業界にとって新しい試みで、既存の仲介会社からは脅威と感じられることもあるようです。
そのため、同業他社からの「やっかみ」で悪評が流れる可能性はあるかもしれません。
しかし、SRE不動産は顧客満足度93.2%という高い評価を得ており、実際の利用者からの悪評は少ないと考えられます。
SRE不動産の年収や採用条件は?
SRE不動産の公式サイトによれば、新卒者の月給は283,000円、賞与は599,000円×2回(売買仲介営業職)で、年収は約460万円です。中途採用の場合、年収は600万円から800万円ほどとなっています。
新卒採用の条件は大卒以上で、学部は問わず。中途採用では、宅地建物取引士資格と2年以上の売買仲介経験が求められています。
まとめ
今回、SRE不動産の特徴やよくある質問について詳しく解説しました。
SRE不動産は片手仲介のみで顧客本位のサービスを提供し、エージェント制を採用していることから、多くの利用者から高評価を得ています。
ただし、対応エリアが首都圏と近畿圏に限られているため、利用できる地域が限られています。
SRE不動産は、以下のような方におすすめの不動産会社です。
特に、家やマンションを売りたい方にとって、SRE不動産は心強い味方になるでしょう。売却を検討中の方は、一度相談してみると良いかもしれません。
詳細については、SRE不動産の公式サイトをご確認ください。