ロイヤルハウスの口コミ評判は?坪単価と平屋の間取り例・耐震等級を解説
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ロイヤルハウスは、北海道から沖縄まで全国約110社が加盟するフランチャイズ系の住宅会社です。
「ロイヤルSSS(スリーエス)構法」をベースとした家づくりを提案しており、気密性や耐震性の高さが特徴です。
ローコスト住宅に分類され、全国各地の加盟店が展開しているため、低予算で質の高いマイホームを建てたいと考えている方におすすめの住宅会社です。
ロイヤルハウスの会社概要
本社所在地や資本金などの会社概要は下記の通りです。
ロイヤルハウスではフランチャイズ制を採用しており、家づくりを実際に取り組んでいるのは各地域の加盟工務店です。
そのため、施工品質や対応力については、加盟している地元工務店によって異なる可能性がありますあることを理解しておきましょう。
会社名 | ロイヤルハウス株式会社 |
本社所在地 | 愛知県名古屋市中区丸の内3丁目20番3号 BPRプレイス久屋大通 4階 |
電話番号 | 0120-6186-21 |
代表者 | 森田 勉 |
資本金 | 4,900万円 |
創業 | 昭和61年7月 |
従業員数 | 30名 |
公式HP | https://www.royal-house.co.jp/ |
建築棟数や受賞歴について
ロイヤルハウスは全国に110社以上の加盟店を持ち、年間で約2,000棟を建築しています。
この数字は、全国ハウスメーカーの建築棟数ランキングで15位~20位に相当する規模です。
過去の受賞歴
ロイヤルハウスは幅広い商品で様々な賞を受賞しております。
- 2012年:「外暮らしの家」で初のグッドデザイン賞を受賞
- 2013年:「ロイヤルSSS(スリーエス)構法」でグッドデザイン賞を受賞
- その他、キッズデザイン賞やデザインウッド賞なども獲得しています。
受賞歴が豊富であることから、デザイン性や機能性が高く評価されていることがわかります。
ロイヤルハウスの坪単価と間取り例
ロイヤルハウスの坪単価について解説します。
ロイヤルハウスの坪単価は、かつては45万円60万円程度でしたが、建築資材の価格高騰に伴い、2023年4月時点では55万円75万円ほどに上昇しています。
坪単価の目安価格
ロイヤルハウスの価格帯を知るため、他のハウスメーカーの坪単価と比較してみましょう。
会社名 | 坪単価目安 |
---|---|
ロイヤルハウス | 55万円~75万円 |
一条工務店 | 65万円~80万円 |
タマホーム | 45万円〜60万円 |
クレバリーホーム | 55万円~70万円 |
三井ホーム | 80万円~100万円 |
ユニバーサルホーム | 50万円~65万円 |
地場の工務店 | 50万円~70万円 |
ロイヤルハウスと同価格帯には、クレバリーホームやユニバーサルホームといったフランチャイズ系のハウスメーカーが挙げられます。
なお、こちらの坪単価は地域や間取りによって変動するため、目安として参考にしてください。
家を建てる総額
では実際に家を建てる際に、総額でどれくらいかかるのかを計算してみましょう。
注文住宅を建築する際には、坪単価で計算できる「建物本体価格」以外にも、付帯工事費や諸経費が別途かかりますし、建物の大きさによっても坪単価は変動します。
ロイヤルハウスの坪単価を目安に、坪数ごとの建築費用総額がどれくらいになるか一覧表にしました。
床面積 | 本体価格 | 付帯費+諸費用 | 建築総額 |
---|---|---|---|
25坪 | 1,875万円 | 530万円 | 2,405万円 |
30坪 | 2,100万円 | 540万円 | 2,640万円 |
35坪 | 2,275万円 | 560万円 | 2,835万円 |
40坪 | 2,400万円 | 570万円 | 2,970万円 |
45坪 | 2,610万円 | 580万円 | 3,190万円 |
50坪 | 2,750万円 | 600万円 | 3,350万円 |
上記はあくまでも平均坪単価から算出した金額ですので、ロイヤルハウスで30坪の家を建てた場合、総額で2,600万円~2,700万円くらいの予算を考えておくとよいでしょう。
ロイヤルハウスの家が安い理由
ロイヤルハウスの坪単価は、ハウスメーカー全体でみるとローコストの価格帯です。
ロイヤルハウスが低価格で良質な住宅を提供できるのには、ロイヤルハウスならではの企業努力があるからです。
- 木材や設備品の共同一括仕入れでコストダウン
- ダイレクト販売で中間マージンを大幅削減
- 独自工法による建築コストの削減
ロイヤルハウスでは、全国110社以上の加盟店がや設備品を大量に木材一括仕入れすることで、材料費を大幅に削減しています。
また直接施工を行うため、下請けや孫請けを介する大手ハウスメーカーと比べて中間マージンが発生しません。
独自工法によりプレカット材の活用や効率的な施工方法を導入することで、建築コストを抑えています。
2000万円台の間取り例
商品名 | 小さな家 |
延床面積 | 98.00㎡(29.9坪) |
間取り | 3LDK |
参考本体価格 | 2,100~2,200万円 |
この間取りは約30坪の総二階建てで、金額は本体価格で2,100~2,200万円になり、総額だと2,600万円~2,700万円程度となります。
総額を2,000万円台で抑えたいのであれば、建物の大きさは35坪以下が望ましいです。
1階には広めのLDKが配置され、2階には夫婦の主寝室と子ども部屋2つを設置。
玄関からリビング、ダイニング、キッチンが区切らず繋がる、開放的な設計が特徴です。
3000万円台の間取り例
商品名 | ペットと暮らす家 |
延床面積 | 132.00㎡(39.33坪) |
間取り | 3LDK |
参考本体価格 | 2,400~2,500万円 |
約40坪の広さで、総費用は3,000~3,100万円程度です。
総予算3000万円台であれば、ロイヤルハウスだと40坪~50坪の家を建てることができます。
「ペットと暮らす」をテーマにした家なので、玄関にはペット専用の洗い場、リビングにはペット用トイレが設置されています。
ペットを中心に考えられたプランのため、一般的な設計とは異なる部分があります。
4000万円台の間取り例
商品名 | 二世帯住宅 |
延床面積 | 174.00㎡(53.0坪) |
間取り | 3LDK+1LDK+中二階 |
参考本体価格 | 3,500~3,600万円 |
ロイヤルハウスで53坪の家を建てる場合、一般的な建物本体価格は約3,000万~3,200万円程度です
。
完全分離型では、親世帯と子世帯それぞれにキッチン、お風呂、トイレを備える必要があるため、坪単価が通常より約10万円ほど高く見ておく必要があります。
価格はおよそ3,500万~3,600万円程度となります。
さらに、付帯工事費や諸経費を含めて、総費用は約4,000万~4,200万円を見ておきましょう。
特に注目したいポイントは、中二階に設けられたスキップフロアと蔵収納です。
家を大きく魅せる間取り例
建物の画像を見てもらったらわかるように、かなり大きなお家であることがわかります。
しかし間取り図から試算すると、1階20坪、2階20坪程度の総二階住宅に見えるので、建物全体で40坪ほどしかありません。
ロイヤルハウスでは、建物をコの字型にすることで無駄な住居を削減しつつ、建物を大きく見せる工夫を実施しています。 見事なデザインで広大な印象を考えることが可能です。
ロイヤルハウスの戸建てシリーズ
2023年5月時点で、ロイヤルハウスでは11種類のテーマごとの住宅商品を展開しています。
多彩な品揃えが揃っているため、家族のライフスタイルにぴったりの住宅商品が見つかるでしょう。
商品名(テーマ) | 特徴 |
---|---|
木心地のいい家(kicoro) | 木が持つ本来の強さ、優しさ、美しさを実感できる家 |
ZEH(エコデスマート・ゼロ) | ロイヤルハウスのZEHの家「エコデスマート・ゼロ」 |
小さな家 (イーサイズ) | 2人~3人暮らしにちょうどいいコンパクトな家 |
子育て(コムニ) | 楽しく、健康的で、安全に子育てができる家 |
二世帯 | それぞれの家族が自然に繋がれる二世帯住宅 |
ペット対応住宅 | ペットと家族が楽しく暮らすために考えられた家 |
空間活用ができる家 | スキップフロアや狭小地など、あらゆるデザイン提案が特徴 |
3階建(アーバンステージ) | ローコストで建てる木造の3階建て住宅 |
平屋建(グランドワン) | 大家族から夫婦2人まで、あらゆるタイプの平屋住宅 |
外暮らしの家 | 家をなるべく小さく建て、庭を暮らしに取り入れるプランを提案 |
DIY | DIYが好きな家族向き。将来リフォームがしやすい家 |
木心地のいい家
「木心地のよい家(Kicoro)」は、木材の魅力をじっくりと活かした木造住宅で、ロイヤルSSS構法を採用しています。
グッドデザイン賞を受賞しており、吹き抜けのリビングや美しい木組みが楽しめる「あらわし梁」が特徴です。
室内スタイルは6パターンから選択可能で、デザイン性と耐震性を考えた住まいで
小さな家 (イーサイズ)
「イーサイズ」は、家族の人数や土地の広さに応じたコンパクトな設計が魅力です。
イーサイズはプラン型の規格住宅になっており、延床面積60~98㎡の中からサイズを選ぶ、1階・2階の暮らし方を11パターン、さらに内装と外観をそれぞれ6パターンから選びます。
広すぎない間取りは、家事効率やエネルギー消費を抑えられる省エネ住宅としても人気です。
子育て(コムニ)
「コムニ」は、楽しく安全に子育てができるよう20のアイデアが詰まった住宅です。
間取りプランは自由設計ですが、コムニには子育て世帯に嬉しいアイデアがたくさんあります。
センターダイニングやサンルームなど、家族のコミュニケーションを重視した設計も特徴です。
ペット対応住宅
ペットと楽しく暮らすために考えられた「ペット対応住宅」は、床や壁、ドアなど ペットに優しい仕様になっています。
ペットが各部屋を自由に行き来できる「ペット専用ドア」や、ペットトイレの臭いを抑えるエコカラットなど、豊富なアイデアが詰まっています。
飼い主とペットの両方が快適に過ごせる工夫が随所に見られます。
空間活用ができる家
空間活用型の住宅は、以下の4タイプに分かれます。
- プラステージ
- ギャラリーコート
- スキップフロアのある家
- ビルトインガレージのある家
スキップフロアとビルトインガレージは名前通りで、プラステージというのは大容量収納「ホームトランク」がある家、そしてギャラリーコートは「中庭のある家」のことです。
プラステージ
プラステージは、1階と2階の間に位置する「1.5階」にホームトランクを設置した住宅です。
トランクの天井高は1.4mと抑えられていますが、収納スペースとしては十分な容量を確保しています。
この1.5階の設計により、1階のリビング部分の天井高を最大で4.0mまで実現することができ、非常に開放的な空間を実現します。
また、収納スペースをホームトランクに集中させることで、各部屋の収納を減らし、生活空間をより広く活用できる点が大きな魅力です。
ギャラリーコート
ギャラリーコートは、1階から2階にかけて吹き抜ける中庭を中心に設計された住宅です。
特に都心部のように敷地が制限されるエリアでも、自然光や心地よい風を取り込む工夫が実施されています。
家の中心に設けられた中庭は、風が通り抜ける通気性の良いデザインを実現し、建物全体に新鮮な空気の流れを生み出してくれます。
スキップフロアのある家
「スキップフロアのある家」は、敷地の広さに制限がある都市部でも人気の高い住宅プランです。
「収納をたっぷり確保したい」「趣味の部屋や書斎が欲しい」「明るい開放感のあるLDK」にしたい」といった希望を叶える設計が特徴です。
スキップフロアとは、床の高さに段差をつけることで縦方向の空間を有効活用するデザインのことです。この工夫により、限られたスペースを最大限に考慮しながら、収納や居住空間を効率良く配置できます。
ビルトインガレージのある家
ビルトインガレージは、狭い土地で駐車スペースを確保する方法として最適ですが、敷地に余裕がある場合でも採用されるケースが増えています。
屋内から愛車を眺められるデザインが人気です。
特に、ライトアップされた愛車を眺めながら過ごす時間は贅沢で、ガレージ空間が趣味の一部となるライフスタイルを提供します。
ビルトインガレージは、車好きの方にとって理想的な住まいといえるでしょう。
外暮らしの家
「外の暮らしの家」というユニークな名前にワクワクできる方も多いでしょう。
ロイヤルハウスでは建物の立地を極力抑え、庭をリビングのように活用するライフスタイルを提案しています。暮らしの家」のコンセプトです。
この商品は、周辺環境も考慮したプランニングにより、家庭菜園やガーデニングを楽しめる空間を提供します。
家にいながらアウトドア感覚を忘れない生活を実現するもので、グッドデザイン賞を受賞した実績があります。
平屋住宅(グランドワン)
ロイヤルハウスの平屋住宅「グランドワン」は、家族のライフスタイルに合わせた柔軟な設計が可能です。
例えば、大きくて平屋で家族みんながゆったりと暮らすプランや、夫婦二人でのコンパクトな住まいなど、多彩なニーズに応える設計が魅力です。
玄関からリビング、キッチン、寝室、さらに縁側までがフルフラットにつながる設計により、開放感あふれる空間を提供します。
デザインスタイルは以下の3つから選択可能です。
- 水平ラインが美しいフラットスタイル
- 感覚リゾートを楽しめる南欧スタイル
- 和の風情を取り入れたコンテンポラリースタイル
また、屋根裏のロフトを活用したプランも人気です。
DIY
「DIY」は、将来のリフォームや家族の成長に合わせたカスタマイズを前提とした家づくりを提案しています。
「骨の見える家」では可変性のある家というのがテーマで、壁や天井、縁側などの柱を骨と称し、下地を大胆に魅せることで個人でもDIYがしやすい工夫が随所に実施されています。
家族の成長に応じた間取り変更や、将来的なリフォームが簡単に、中古住宅として売却する際にも改装がしやすい仕様です。
2014グッドデザインベスト100(ものづくりデザイン賞)にも選ばれました。
ZEH(エコデスマート・ゼロ)
ロイヤルハウスのZEH住宅「エコデスマートゼロ」は、未来の省エネ基準を見据えた高性能な住宅です。
HEMSやエコキュートといった節電アイテムを搭載。冷暖房、照明、給湯など一度のエネルギー消費を中心に、高効率な太陽光発電パネルで創エネを実現します。
具体的な仕様としては、壁と天井部分には高性能グラスウール、床下には硬質ウレタンフォーム、窓には樹脂サッシとアルゴンガス入りのLow-E複層ガラスを採用。エネルギー効率の高い居住環境を提供します。
3階建て(アーバンステージ)
「アーバンステージ」は、間口の狭い狭小地に適した木造3階建ての住宅です。
都市の街並みに調和するモダンな外観デザインが特徴で、限られた敷地を無駄なく活用するアイデアが楽しみです。
採光や通風に配慮した設計が行われており、インナーガレージや屋上のガーデンバルコニーなど、都市生活を楽しむための工夫が随所に見られます
ロイヤルハウスの特徴や工法について
ここでは、ロイヤルハウスの建物に採用されている工法や、その特徴について詳しくご紹介します。
ロイヤルハウスの工法
ロイヤルハウスでは、自社オリジナルの「ロイヤルSSS構法」を採用しています。
この工法は、木造軸組工法をベースにしつつ、耐震性・耐久性・省エネルギー性能に優れた「長期優良住宅」にも適合します。信頼性の高い建築手法です。
特に木造軸組工法に脆弱とされる結合部分には、「引き寄せの技」という独自の手法を導入しています。
基礎工事や建物の骨組みなどの重要な工程については、第三者機関による厳しい検査が行われており、高い施工品質が確保されています。
ロイヤルSSS構法の特徴をまとめると、
- 木材はJAS認定のプレカット工場で生産するので品質にバラつきない
- テクノロジー「引き寄せの技」で柱と梁をガッチリ結合するので耐震性に優れている
- 梁や柱など肝になる部分の金属は、木の芯の部分に埋め込む
- 鉄筋コンクリートベタ基礎を標準採用している
- 外壁材と防水透湿シートの間に通気層を設ける『パッシブ通気構造』を採用
- シロアリの繁殖や柱脚部の腐食を防止する『基礎パッキング工法』による床下換気を採用
ロイヤルハウスの断熱性能
ロイヤルハウスの住宅は、平成28年省エネルギー基準に適合した仕様が標準装備されています。
この基準は地域ごとの気候や風土に基づいて設定されており、それぞれの地域に適した断熱材(高性能グラスウール)を使用しています。
そのため、同じ標準仕様でも地域によって断熱材の感触が違います。
また、標準でLow-E複層ガラスサッシを採用しており、窓の断熱性能もしっかり確保されています。
C値やUA値は?
公式サイトにはC値(気密性能)やUA値(断熱性能)の具体的な数値は記載されていません。
現在の建築法では高気密高断熱住宅に明確な基準値があるわけじゃないので、今は言ったもの勝ちの状況です。
そのため、高気密高断熱住宅を希望する場合は、契約前に具体的な数値を確認することをおすすめします。
ロイヤルハウスの耐震等級
ロイヤルハウスの住宅は耐震等級3(最高等級)をクリアしています。
木造軸組工法違反とされる金の緩みについても、「引き寄せの技」で木材と金属金物をしっかり結合するため、長期非常に高い耐震性能を維持できます。
木材を持つしなやかさと強度を考慮した高耐震技術が特徴です。
保証とアフターメンテナンス
ロイヤルハウスでは、フランチャイズ制を採用しているため、加盟店が施工を担当します。
万が一、加盟店が倒産するような事態にも対応できる「住宅保証制度」が用意されています。
ただし、設計・施工・アフターメンテナンスはフランチャイズ加盟している地元工務店が行うので、地域によってアフターサービスに違いがあるので、契約前にしっかりと確認しておきましょう。
住宅完成保証制度
フランチャイズ系の住宅会社では、工事請負契約は各加盟店と締結します。
万が一、加盟店が倒産するなどの事態が発生した場合でも、ロイヤルハウス加盟店会が建物が完成するまでサポートする「完成保証」があります。
ただし、この保証制度が利用できるのはロイヤルSSS構法で建築された住宅に限定されます。
施主の要望によりプランが大幅に変更され、SSS構法が適用できない場合には対象外となるため、注意が必要です。
また、完成保証を利用するには別途申し込み手続きが必要となるため、忘れずに手続きを行ってください。
アフターメンテナンス
ロイヤルハウスの定期点検も工事を施工した加盟店が行うこととなり、引渡し後1ヶ月、3ヵ月、6ヵ月、1年、1年半、2年で実施します。
ただし、こちらも完成保証と同じくロイヤルSSS構法で建てられた建物に限ります。SSS構法以外で建築された住宅は対象外となるため、注意が必要です。
シロアリ10年保証
ロイヤルハウスでは白アリ10年保証を受けることができます。
新築後、3年目、5年目、8年目、10年目の4回、定期点検と防除施工を実施してくれるので、大切なマイホームをシロアリから守ることができます。
なお、防除剤には人やペットに無害で、低臭気の薬剤が使用されているため安心です。
ただし、この保証も利用するには別途申し込みが必要です。確認しておきましょう。
住宅性能表示7項目で最高等級をクリア
ロイヤルSSS構法は、以下の住宅性能表示の7項目で最高等級をクリアしています。
- 耐震等級
- 耐風等級
- 劣化対策等級
- ホルムアルデヒド発散等級
- 一次エネルギー消費量等級
これにより、健康的で省エネルギー性能に優れ、災害にも強いマイホームを実現します。
なお、これらの等級は標準仕様に基づくもので、プラン内容によっては最高等級をクリアできない場合もあります。性能表示制度を利用する際には、別途申請費用が必要となりますので、事前にご確認ください。
ロイヤルハウスの口コミ評判は?
ロイヤルハウスの口コミには、どのような内容があるのでしょうか。
良い口コミと悪い口コミを紹介しますので、参考にしてみてください。
良い口コミ
アフターメンテナンスや住宅完成保証制度などが用意されていることも、大きな決め手となりました。具体的な話を進めていく際にも、担当者がじっくりと話を聞いてくれたので、安心感がありましたね。
気軽に相談しやすい雰囲気だったので、予算のことも遠慮せずに伝えることができました。マイホームは一生に一度の高い買い物となるので、信頼できる会社に出会えて良かったです。
(みん評:ロイヤルハウスの口コミより引用)
基本的にはどの部屋も天井を高めに設定したので、解放感のある構造になっていて狭い印象はなくリフォームをして良かったと実感しています。上手に空間を活用できて助かりました。
(みん評:ロイヤルハウスの口コミより引用)
自宅で発電した電気を企業に売却する方法なども聞かせてもらえて、省エネに関する知識も得られました。断熱性で優れるグラスウールを使った住宅は冷暖房の効率も良くて、電気代を削減できたのも嬉しかった点です。
高品質な木材を厳選しているのも、このメーカーを頼りたいと思えた理由でした。
(みん評:ロイヤルハウスの口コミより引用)
悪い口コミ
ちゃんとした施行方法があるにもかかわらず、ここを担当した外壁やさんはこの外壁を使うの初めてということでした。隙間が気になるなら他のを選ぶしかないとか言われた。こだわったとこなのに今さら変えれといわれても。
逆に職人変えて1からやり直して欲しかった。そこまで言えない自分に後悔もしてます。それから、窓からのすきま風もカーテンが揺れるほど。窓の開け閉めに使うチェーンもよく外れ、開け閉めしにくい。床下も綺麗に掃除してから床材を貼ると言っていたが、床下は汚いまま。
指摘したら、あぁ掃除されてませんねとなんか誤魔化されそのまま。入居したら床のワックスのむらの凄いこと。誰が見ても厚さが違うってわかるような様でした。どうせ落ちていくからいいかとそこは言いませんでした。
作っていく工程で、施行ボード貼る前を見たらせっかくの断熱材も表面破かれててグラスウール?むき出しだったりした場所があったりしました。エコキュートを取り付け、追い炊き機能の事を聞かれていらないと言ったのも悪いんですが、取り付けた後、リモコンが二つありひとつ余ってて、これに対して、追い炊き機能つけてないならつける必要ないと言われた。
エコキュート取り付け業者さんが言うには、追い炊き機能ついてるのにつけるかどうか聞くなんてありえないと言われショックでした。どうせなら使える機能は使うべきです。追い炊き機能を後付けするなら、少しは安く施行できますよと言われなんなら、追い炊き機能無しのエコキュートに変えましょうかとまで言われました。結構残念なこと多かったです。
初めての印象はとても素早い図面シュミレーションで素敵な案を出していただけて、ここいいと思ってモデルハウスも見る前から決めましたが、今じゃもっとよく考えるべきだったと・・・。
私の選んだロイヤルハウスさんのモデルハウスを見に行き、家を建てて、モデルハウスとして使わせてくれるなら勾配天井はサービスと言っていたのですが、実際は請求されてました?最初の見積もりの時、値引きの欄に含まれとると言っていて納得しました。
しかし、何度か見積もりが変更になっていくと、値引き額も減り、勾配天井はサービスすると引き合わないと言われてます。それからは、木材の金額が毎月上がってると口酸っぱく言われ、結局坪単価100万円の家になってしまいました。
(e戸建て:ロイヤルハウスの口コミより引用)
ロイヤルハウスの悪い口コミは、施工やアフターサポート、金額面に関して不満を挙げられる方がおられました。
一方で良い口コミでは、担当者の対応や提案力が的確で、知識も豊富で満足できるものだったとの意見がありました。
ロイヤルハウスの住宅展示場一覧
2023年5月時点で、ロイヤルハウスの家を建てることができるエリアは以下の地域です。
ロイヤルハウスは全国に事業所がありますが、その多くはロイヤルハウスとフランチャイズ契約している地元の工務店です。
北海道・東北 | 北海道、青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県 |
関東 | 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県 |
甲信越 | 長野県、新潟県、山梨県 |
中部・東海 | 愛知県、静岡県、岐阜県、三重県 |
近畿・北陸 | 大阪府、京都府、兵庫県、和歌山県、滋賀県、石川県、富山県、福井県、奈良県 |
中国 | 広島県、岡山県、鳥取県、島根県、山口県 |
四国 | 香川県、徳島県、愛媛県、高知県 |
九州・沖縄 | 福岡県、大分県、宮崎県、佐賀県、長崎県、熊本県、鹿児島県、沖縄県 |
ロイヤルハウスに関するよくある質問
ここでは、ロイヤルハウスについての詳しい情報や、ネットなどでよく質問についてまとめました。
リフォームもやっているの?
ロイヤルハウスはフランチャイズ制を採用しているため、リフォームに対応しているかどうかは加盟店によって異なります。
また、対応するリフォーム内容や料金プランも加盟店ごとに異なるため、詳細については地元の加盟店に直接相談する必要があります。
ロイヤルハウス本社がリフォームを請け負うわけではなく、各地域の加盟店が対応します。
そのため、具体的なリフォーム内容や料金については、加盟店のご案内をご確認ください。
ロイヤルハウスの建売住宅の販売状況は?
ロイヤルハウスの公式サイトでは建売住宅に関する情報は掲載されていませんが、一部の加盟店で建売住宅が販売されています。
取り扱いの有無や販売情報は各加盟店のホームページや問い合わせで確認する必要があります。
工務店のデザイン力に不安がありますが、大丈夫ですか?
フランチャイズ制では地元の工務店が施工を担当するため、デザイン面で不安を感じる方もいるかもしれません。
ただし、ロイヤルハウスには「デザインサポート」という仕組みがあります。ロイヤルハウス所属の専属デザイナーが設計をサポートし、デザインの質を高めるサービスです。
また、ロイヤルハウスは2012年に「外暮らしの家」でグッドデザイン賞を初受賞して以来、計14回の受賞歴があり、そのデザイン力は高く評価されています。
ロイヤルハウスのテレビCMはありますか?
ロイヤルハウス本社による全国放送のテレビCMは現在行われていない。
ただ、一部の加盟店が独自に依頼した地域限定のテレビCMが放送される場合があります。
また、ロイヤルハウスの公式Youtubeチャンネルでは、SSS構法詳細な説明や補助金制度に関する動画が公開されており、情報収集に努めることができます。
加盟店ごとの施工技術に違いはありませんか?
フランチャイズ制の特性上、加盟店ごとにサービスや技術のレベルに差があるのは否めません。
ただし、加盟店独自の工夫やコストカットを実現できるというメリットもあります。
施工技術やサービス内容について不安ある場合は、事前に加盟店の施工実績や評判を確認することをおすすめします。
まとめ
ロイヤルハウスは坪単価が55万円~70万円と、比較的リーズナブルな価格帯で注文住宅を提供しています。
低価格でありながら高品質な住宅を実現できる背景には、全国に広がる加盟店とネットワークや木材・資材の一括大量購入、効率的な流通システムがあるためです。
ロイヤルSSS構法で建てられた住宅は長期優良住宅の認定を受けることができ、家族が安心して長く住み続けることが可能です。
また、フランチャイズ制の弱点である技術や信頼性のばらつきはありますが、完成保証制度の導入により補完されています。
ロイヤルハウスは「クレバリーホーム」や「タマホーム」と比較されることが多いメーカーです。
いずれも木造軸組構造を採用している住宅メーカーですので、ロイヤルハウスを検討している方は、こちらの会社の情報も参考にしてください。