みずほ不動産販売の評判は?不動産売買の実績を調査!
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みずほ不動産販売は、日本を代表する金融グループ「みずほフィナンシャルグループ」の一員です。
みずほ銀行やみずほ信託銀行と同じグループに属しているため、金融面での信頼性が高く、「大手の銀行系不動産会社にお願いしたい」と考える人にとっては魅力的な選択肢です。
本記事では、みずほ不動産販売について以下の点を詳しく解説します。
- 事業内容と対応エリア
- 不動産を売りたい
- みずほ不動産販売が選ばれる理由
みずほ不動産販売の会社概要

みずほ不動産販売という名称になったのは2015年ですが、その歴史は1986年にさかのぼります。
当初は「安信住宅販売株式会社」として、安田信託銀行(現在のみずほ信託銀行)グループの住宅仲介専門会社として設立されました。
安田信託銀行は不動産業界で高い評価を得ていた信託銀行であり、その流れを汲むみずほ不動産販売も、不動産売買のプロフェッショナルとして知られています。
また、単なる売買仲介にとどまらず、アパートやマンションの運用、不動産投資のコンサルティングなど、幅広い不動産関連サービスを提供しているのも特徴です。
会社名 | みずほ不動産販売株式会社 |
本社 | 〒103–0027東京都中央区日本橋1–3–13 東京建物日本橋ビル |
代表者 | 鎌田 卓史 |
電話番号 | 0120-556-175 |
資本金 | 15億円 |
設立 | 1986年(昭和61年)7月 |
従業員数 | 904名(2022年4月1日現在) |
免許番 | 国土交通大臣(9)第3529号 |
公式HP | https://www.mizuho-re.co.jp/ |
主要店舗と対応地域
2022年時点で、みずほ不動産販売は全国に49店舗を展開しています。
ただし、その多くが首都圏(東京・神奈川)と近畿エリア(大阪・京都)に集中しており、特に都市部での不動産取引に強みを持っています。
ここでは各エリアの主要店舗を紹介しておきます。
地域 | 営業拠点名 | 住所 | 電話番号 |
---|---|---|---|
首都圏エリア | 本店営業部 | 東京都中央区日本橋1-3-13 東京建物日本橋ビル8F | 0120-556-175 |
池袋営業部 | 東京都豊島区南池袋2-28-13 KHK池袋ビル6F | 0120-222-816 | |
新宿営業部 | 東京都新宿区西新宿1-6-1 新宿エルタワー17F | 0120-466-630 | |
渋谷支店 | 東京都渋谷区渋谷1-13-7 ヒューリック渋谷ビル1F | 0120-711-194 | |
上野営業部 | 東京都台東区上野3-16-5ヒューリック上野ビル(みずほ銀行)7F | 0120-870-085 | |
錦糸町支店 | 東京都墨田区江東橋4-26-5 東京トラフィック錦糸町ビル南館2F | 0120-180-191 | |
吉祥寺営業部 | 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-10 吉祥寺ビル5F | 0120-021-722 | |
横浜支店 | 神奈川県横浜市西区北幸1-6-1 | 0120-034-001 | |
近畿エリア | 大阪営業部 | 大阪府大阪市中央区本町3-6-4 本町ガーデンシティ4F | 0120-208-203 |
京都支店 | 京都府京都市下京区四条通烏丸東入長刀鉾町20番地 | 0120-381-112 | |
東海エリア | 名古屋支店 | 愛知県名古屋市中区栄3-3-21 セントライズ栄4F | 0120-324-814 |
北海道エリア | 札幌センター | 北海道札幌市中央区北三条西3-1-44 ヒューリック札幌ビル7階 | 0120-165-711 |
東北エリア | 仙台センター | 宮城県仙台市青葉区一番町3-1-1 仙台ファーストタワー7F | 0120-437-324 |
甲信越・北陸エリア | 新潟センター | 新潟県新潟市中央区西堀通六番町867-4 NEXT21 1F | 0120-267-235 |
中国エリア | 広島センター | 広島県広島市中区紙屋町2-1-22 興銀ビル4F | 0120-324-484 |
九州エリア | 九州営業部 | 福岡県福岡市中央区天神1-16-1 毎日福岡会館9階 | 0120-756-846 |
その他の店舗詳細については公式サイトから確認できます。
なお、首都圏や関西圏で売却を検討している人は、ソニーグループが運営している「SRE不動産」をチェックしておく事をおすすめします。
その理由として、SRE不動産は利用者満足度が高く、業界では珍しい売主に有利な「エージェント制」を採用しているからです。(※エージェント制の詳細については、SRE不動産の特集ページで解説しています)
両社を比較することで、自分の不動産をより高く売却できる会社がどちらなのか、見極めやすくなるでしょう。
みずほ不動産販売の事業内容

みずほ不動産販売は、銀行系の強みを活かし、不動産の売却や購入だけでなく、不動産投資や事業用不動産の売買など、幅広い不動産関連サービスを提供しています。
ただし、アパートやテナントなどの賃貸仲介サービスは行っていません。
不動産の売却仲介
みずほ不動産販売は、業界内で売上高7位の大手不動産会社です。
賃貸の仲介は行っていないため、売上のほとんどが不動産売買によるものです。
2021年度には、売買仲介件数が6,700件に達するなど、多くの実績を誇ります。
特に購入よりも売却に強いイメージがあり、売却を希望する方にとって心強い存在です。
売却サポートサービス
みずほ不動産販売では、売却に向けて多くのサービスを展開していますが、その中からいくつか紹介してます。
- 建物状況調査サービス
- 瑕疵保証サービス
- 住宅設備保証サービス
- おそうじサポート
1. 建物状況調査サービス(インスペクション)

みずほ不動産販売と媒介契約を締結することで、建物の状況を診断する費用(インスペクション=建物診断)を同社が負担してくれるサービスです。
建物診断では、構造・外壁・屋根・床下などの状態をチェックし、隠れた不具合(瑕疵)がないかを確認できます。
建物に何らかの不具合がある状態のことで、売主自身が気づいていない欠陥も含まれます。
もし売却後に瑕疵が発覚すると、売主が修繕費を負担したり、損害賠償を求められる可能性があるため、事前に調査しておくことが大切です。
2. 瑕疵保証サービス

建物状況調査を実施し、一定の条件を満たす場合、みずほ不動産販売が買主に対する瑕疵保証の費用を負担してくれます。
保証内容
- 最大1,000万円の保証
- 構造部分や設備に関する保証
このサービスを利用すれば、買主も安心して中古住宅を購入でき、売却もスムーズに進みやすくなります。
3. 住宅設備保証サービス

給湯器やエアコンなどの住宅設備に対する保証サービスです。
このサービスもみずほ不動産販売が費用を負担するため、売主にとっては大きなメリットがあります。
4. おそうじサポート

みずほ不動産販売と専任・専属専任媒介契約を締結した物件(媒介価額1,000万円以上)については、売却前の清掃費用を負担してくれるサービスです。
清潔な状態で内覧を迎えることで、売却の成功率を高めることができます。
事業用・投資用不動産の仲介
みずほ不動産販売は、事務所やテナントなどの事業用不動産の売却・購入サポートを行っています。
また、アパートやマンション経営などの不動産投資に関するコンサルティング業務にも定評があり、グループ企業と連携しながら、フィナンシャルプランナーや不動産コンサルティングマスターが専門的なサポートを提供しています。
みずほ不動産販売の強み、高評価を受けている理由は?

みずほ不動産販売は、不動産売買の仲介に特に力を入れている会社です。
全国的な店舗数は他の大手不動産会社と比べて決して多くはありませんが、それでも業界の仲介売上ランキングでは7位にランクインしています。
このことから、同社が不動産仲介において確かな実績を持っていることが分かります。
ここでは、みずほ不動産販売が多くの人に選ばれる理由について詳しく解説します。
顧客満足度97%

みずほ不動産販売を利用した人を対象としたアンケート調査では、97%の人が「また取引したい」と回答しました。
これは、みずほ不動産販売が長年にわたって積み上げてきた信頼と実績の証です。
顧客満足度の高さは、安心して取引できる環境が整っていることを示しています。
みずほフィナンシャルグループの強力なバックアップ

みずほ不動産販売が売買仲介に強い理由の一つに、親会社であるみずほフィナンシャルグループの存在があります。
銀行などの金融機関は、不動産の売買情報を持つことが多く、グループ企業内での情報共有がスムーズに行われます。
そのため、みずほ不動産販売は他社よりも早く優良な物件情報を入手し、スムーズな取引を実現できるのです。
また、不動産購入の際に必要な住宅ローンの手続きも、みずほ銀行やみずほ信託銀行と連携することでスムーズに進められます。
こうした金融機関との強固なつながりは、不動産取引において大きな強みとなっています。
不動産のプロフェッショナル集団

みずほ不動産販売の営業担当者は、99%が「宅地建物取引士」の資格を持つ専門家です。
法律上は、不動産会社の営業担当者の5人に1人がこの資格を持っていれば問題なく営業できます。そのため、一般的な不動産会社では、有資格者の割合は1〜2割程度にとどまることが多いのです。
さらに、不動産業界では営業担当者の入れ替わりが激しい傾向がありますが、みずほ不動産販売では営業社員の平均経験年数が12年と、業界内でも高水準です。
豊富な経験と専門知識を持ったスタッフが揃っているため、安心して取引を任せることができます。
全国7位の売上実績
みずほ不動産販売は、不動産仲介の取扱高で業界7位という高い実績を誇っています。
ランキング上位に入る他の不動産会社の多くは、全国に100店舗以上の営業所を持つ大手企業ですが、みずほ不動産販売の店舗数は50店舗にすぎません。
それでも業界7位にランクインしていることから、みずほ不動産販売の仲介力の高さがうかがえます。
順位 | 企業名 | 取引高(億円) |
---|---|---|
1位 | 三井不動産リアルティグループ | 15,638 |
2位 | 住友不動産販売 | 12,410 |
3位 | 東急リバブル | 12,226 |
4位 | 野村不動産グループ | 8,934 |
5位 | センチュリー21 | 6,417 |
6位 | 三井住友トラスト不動産 | 4,125 |
7位 | みずほ不動産販売 | 3,698 |
8位 | 三菱UFJ不動産販売 | 3,534 |
9位 | オープンハウス | 2,935 |
10位 | 積水ハウスグループ | 2,346 |
このように、みずほ不動産販売は店舗数こそ少ないものの、一つひとつの取引で高い実績を上げており、その実力は業界内でもトップクラスです。
みずほ不動産販売の口コミ評判は?

実際にみずほ不動産販売を利用した人の意見を調査しました。
これから利用しようと思っている方は参考にしてみてください。
良い口コミ
物件購入時のローンの残高も少なかったので、残高を気にすることなく、少しでも高い金額での売却を期待していましたが、スピード感ある対応により満足の行く結果になったと思っています。
不動産市況の説明や物件の売買事例などにより、売出価格にある程度納得が出来たので、最終的に売出価格を下回ったが、納得して契約することが出来た。
(おうちの語り部:みずほ不動産販売の口コミより引用)
短期間で納得のいく売却が可能となったこと、提案や、こちらの質問に誠実に回答いただき、価格下げのタイミングや決断がスムーズにできたことがあげられます。
購入価格よりはるかに高い査定額で本当に売却できるのか不安なスタートではあったが、ある程度の根拠と不動産会社の暖かいサポートのおかげで納得のいく売却ができた
(おうちの語り部:みずほ不動産販売の口コミより引用)
媒介契約後、直ぐに販売活動していただきました。また新聞広告にも掲載していただいたことで、早い段階でお客様のご案内もありました。大手仲介会社を選定し良かったと思いました。またご担当者の方も、書類のやり取り等の対応がスピーディーで、大変満足しております。
同じマンションで、複数の過去の成約事例があり、また売却活動開始時にも売出中のお部屋が数戸あったので、査定金額の根拠は素人でも分かり易かったと思います。また売出価格の設定も当方で、高値は追求せず無理のない金額でお願いしましたので、お互いにストレスなく、円滑なお取引ができたと思います。
(おうちの語り部:みずほ不動産販売の口コミより引用)
悪い口コミ
契約終了後担当が変わった。
書類で漢字ミスがあった。
(オリコン顧客満足度ランキング:みずほ不動産販売の口コミより引用)
みずほ不動産販売の良い口コミは、丁寧でしかもスピード感のある対応だったことに満足している声が見られました。
質問に対する回答や説明によって売却価格も納得できるものだったようです。
一方悪い口コミでは、書類のミスや説明が不十分なところがあったという意見がありました。
みずほ不動産販売に関するよくある質問

みずほ不動産販売について、今回ご紹介しきれなかった情報や、インターネット上でよく寄せられる質問についてまとめました。
みずほ不動産販売は不動産の買取も行っていますか?
いいえ、みずほ不動産販売では自社での買取サービスは行っていません。
不動産をできるだけ早く現金化したい場合は、買取を行っている不動産業者に相談するのが一般的です。
しかし、みずほ不動産販売は買取業務を提供していないため、買取を希望する場合は他の不動産会社に問い合わせてみましょう。
複数の不動産会社に同時に売却を依頼できますか?
はい、可能です。
みずほ不動産販売に限らず、「一般媒介契約」 を結んだ場合は、複数の不動産会社に同時に売却を依頼することができます。
ただし、「専任媒介契約」 や 「専属専任媒介契約」 を結んだ場合、その契約期間中はみずほ不動産販売以外の不動産会社に売却の依頼をすることはできません。
契約の種類によって制約が異なるため、契約内容をよく確認してから選びましょう。
みずほ不動産販売の査定は無料ですか?
はい、無料で査定を受けることができます。
みずほ不動産販売では、「簡易査定」 と 「訪問査定」 の2種類の査定方法を提供しています。
- 簡易査定
- インターネットから申し込みが可能。
- 過去の取引事例や市場データをもとに、大まかな売却価格の相場を算出。
- 結果はメールで受け取ることができる。
- 「とりあえず相場を知りたい」という方におすすめ。
- 訪問査定
- みずほ不動産販売の担当者が実際に物件を訪れ、状態や周辺環境などを詳しく調査。
- 正確な査定価格を知りたい方におすすめ。
どちらの査定方法も無料で利用できますので、売却を検討している場合は気軽に申し込んでみましょう。
まとめ
今回は、みずほ不動産販売の特徴やサービス内容について詳しくご紹介しました。
みずほ不動産販売は、不動産の売却に強い一方で、賃貸業務には対応していません。
そのため、「売却と賃貸のどちらにするか迷っている」という場合は、SRE不動産や住友不動産販売など、賃貸業務も取り扱っている不動産会社と比較しながら検討するとよいでしょう。
また、みずほ不動産販売は以下のような方に特におすすめです。
✅ 会社の信頼性や実績を重視したい方
✅ 知識や経験が豊富な営業担当者に相談したい方
✅ 住み替えを検討しているが、二重ローンや住宅ローンの借り換えに不安がある方
不動産の売却を検討する際には、自分に合った不動産会社を選ぶことが重要です。
まずは無料査定を利用してみずほ不動産販売のサービスを体験し、納得のいく取引を進めましょう。